小学館ドラえもんルームのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ド・ラ・カルト」4
編 小学館ドラえもんルーム
出版 小学館文庫
p216より引用
“自分の弱さというものを知り尽くしながら、
それでもやっぱり、一段でも二段でも、一歩でも二歩でも、
前へ行きたい、高みに登りたい。”
日本を代表する漫画でありアニメであるドラえもんの中の、
マンガ作品群に対しての研究をまとめた一冊。
連載年表がついているため、
歴史が一覧できて便利です。
上記の引用は、
原作者・藤子・F・不二雄氏の語録の中の一文。
己を知り向上心を持ち続ける事が、
現状の悪い部分を解決する良い方法なのでしょう。
ドラえもんをより深く知りたい方に。
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Posted by ブクログ
以下の謎をひとつでも知りたくなったドラえもん好きは、是非読むといいよ。
・なぜドラえもんが青いのか?→ネズミに耳をかじられたから、というのは有名な話。だがなぜわざわざドラえもんの色を青に設定したのか?
・コミック版には収録されていない、幻のお助けロボット●●の存在。のび太もだらしないし、ドラえもんもちょっと便りない。セワシが送り込んだ●●…ドラえもんファンは数多いけれど、このロボットの存在を知る人は1%もいないのでは?!
・「安雄」と「はる夫」→すぐに誰か思い浮かぶ?この二人の顔が思い浮かんだら、かなりのマニアだね。
・ドラえもんといえば秘密道具。だが道具の出てこないお話も存 -
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Posted by ブクログ
2023年24冊目。
ドラえもんって子どもだけでなく、大人のための漫画だなあと再認識。
漫画のコマ入りで名言を楽しめます。
他にも、辻村深月さんのコラムや、ドラえもんの声優さんたちへのインタビュー記事、読者の方々からのエピソードなどいろいろなコーナーが設けられています。
読書からのおたよりもたくさん載っています。みんな、ドラえもんに救われたり、叱ってもらったり、勇気をもらってるんですね。
ドラえもんのメッセージカードのページがかわいいし、面白かったです。
テスト前や長期休み前に印刷して配布したいです。
あと、ジャイアンの「心の友よ!」のコマが集結しているページも笑えました。
やっぱり、 -
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Posted by ブクログ
まえがき以外は、すべて藤子・F・不二雄の言葉。変な解説やらは一切ついていない、故人の発言記録の編だけで構成された本。いわゆる名言集のように、自分のいいたいことを包んだ美味しくないオブラートの味はしない。
ああそうだったのかと一漫画ファンとして楽しむこともできるし、ビジネスに当てはめて考えるのも良いだろう。強く印象に残るのは、原点、軸のようなものを強く意識しているなあ、ということだ。漫画家は住宅の設計士みたいなもので、なんていう発言がある。矛盾した要望、アイディアに折り合いをつけながら統一した意図を持つものをつくりあげる。統一した意図を持たない住宅や漫画をたくさん見てきた。みなさん、もう一度藤子 -
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