鈴木博文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代アート鑑賞の手引き。
著者が試みた現代アート鑑賞の体系化。この本を読んだ後、ポーラ美術館やDIC川村記念美術館に訪れて実際に鑑賞の幅が広がったことを実感した。子どもと展示室を巡りながら「これどうやって描いたんだろうね?」「描いた人はどんな気持ちだったんだろうね?」などなど問いかけのバリエーションを増やすことができた。
多くの人にとって時代背景や作者の生い立ちに関する知識を入れた上で美術館に訪れることはハードルとなり得る。そんな中、最初の一歩を実践的に示そうとしている本書の価値は大きいと思う。
更に深掘りして調べよう、というきっかけにもなった。 -
Posted by ブクログ
これまでアート作品を見てきて、こういう意味を持たせてるんだろうなと思っていたことが9つの型として整理されて解説されていたので、ふんふんそうだよね、と読んだ。
この本を読んで、これからはこういうふうに考えればもっと楽しめる!いう領域にいきたかったけどそこまでは届かず。個人的には13歳からのアート思考の方が新しい発見があり面白く読めた。
けど、今まで直島や大地の芸術祭、その他美術館に行って触れてきたアート作品、宮島達男、クリスチャンポルタンスキー、ロイリキテンスタイン、河原温、の作品などがたくさん出てきて解説してくれたところは、とても楽しかったしありがたかった。読んで良かった! -
Posted by ブクログ
我が家の夕食の会話は、アートの話が中心です。
息子が現代アートにハマっていて、マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル、バンクシー、キース・ヘリング……といった名前が毎日のように飛び交います。
家族は自然とその話を聞く側に回るのですが、そんな環境にいると、嫌でも現代美術に興味が湧いてくるものです。
ただ、作品そのものを「楽しめていたか?」と問われると、正直「?」という気持ちもありました。そんな私にぴったりの解説本がありました。
それが『現代アートがよくわからないので楽しみ方を教えてください 9つの型で「なにこれ?」が「なるほど!」に変わる』です。
まず、「現代美術」の“現代”とは一体い -
Posted by ブクログ
タイトルにつられて手に取った結果、少しは現代アートを理解できるような気がしてきた。
今まではアートに触れても何となく楽しい、作者の意図してることはこんなことかな…等とあまり深く考えてこなかった。これからは、作品が何らかのパターンであることを考える…とまではいかないが、一見何が何だか分からないような作品も立ち止まってじっくり考えてみたいと思う。
昔、トイレの個室が何個か展示されており、そこに鑑賞者が入るとその様子が別室でカメラに映し出される作品を観たことがあるが、これは参加型のアートだったんだな。それだけじゃなくて、普段は1人で入る誰にも邪魔されない空間を他人に見られているという点で、プライバ