廣野卓のレビュー一覧

  • 卑弥呼は何を食べていたか

    Posted by ブクログ

    長年古代食の探究と復元をされている筆者の食の切り口から資料を見る目線が面白い。
    第一章の論点が卑弥呼の食で資料不足から来る推測が多く頼りない感じでしたが、それ以降の古墳時代からは資料も増える為かなかなかの読み応え。
    食という共通項を通して古代を身近に感じられる内容だと思います。
    むしろ卑弥呼のタイトルと章は要らない気が…。

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    2013年10月08日
  • 卑弥呼は何を食べていたか

    Posted by ブクログ

    ≪目次≫
    第1章  『魏志倭人伝』に卑弥呼の食を探る
    第2章  オンザロックを味わった仁徳大王
    第3章  チーズ作りを命じた文武天皇
    第4章  グルメな長屋王
    第5章  古代食と現代食

    ≪内容≫
    本当に表題通りの本。まじめな研究者がきちんと調べ、実証して書いた本。だが、面白みに欠ける。特に食へのイメージに欠ける私はつらかった。

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    2013年04月17日
  • 卑弥呼は何を食べていたか

    Posted by ブクログ

    遺跡の発掘調査や文献の記述などから卑弥呼が生きたとされる3世紀付近から平安時代にかけての古代食を紹介する本。
    現代のスーパーで売ってるような食品は江戸時代以降の渡来品が多い。かといってそれらを除いた古代の食卓が貧しいものであったかというと中々どうして豊富な食材が存在したようではある。今はほとんど原型が知れない蘇や醤類などの調味料が興味深い。
    食料の安定供給とか問題はあるだろうが、古代食からは自然に存在するものを上手に利用すること、調味・保存を兼ねた食材加工など質実剛健なエネルギーを感じる。

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    2013年04月12日