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日本人の祖先はどんな物を食べていたか? 「邪馬台国の食卓」を飾った料理とは? 仁徳、文武、長屋王など古代天皇家の晩餐とは? 木簡などからその食世界を覗いてみると、焼肉、鴨、蒸し鶏、スッポン、アワビ、エビ、カニ、煮物、チーズ、サラダ、そして美酒や甘味……新鮮で豊かな医食同源のメニューが浮かび上がってきた。卑弥呼に捧げたご馳走、大和王朝の宮廷料理、遣魏使の弁当など「古代の食卓」が今、蘇る。
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Posted by ブクログ
長年古代食の探究と復元をされている筆者の食の切り口から資料を見る目線が面白い。 第一章の論点が卑弥呼の食で資料不足から来る推測が多く頼りない感じでしたが、それ以降の古墳時代からは資料も増える為かなかなかの読み応え。 食という共通項を通して古代を身近に感じられる内容だと思います。 むしろ卑弥呼のタイト...続きを読むルと章は要らない気が…。
≪目次≫ 第1章 『魏志倭人伝』に卑弥呼の食を探る 第2章 オンザロックを味わった仁徳大王 第3章 チーズ作りを命じた文武天皇 第4章 グルメな長屋王 第5章 古代食と現代食 ≪内容≫ 本当に表題通りの本。まじめな研究者がきちんと調べ、実証して書いた本。だが、面白みに欠ける。特に食へのイ...続きを読むメージに欠ける私はつらかった。
遺跡の発掘調査や文献の記述などから卑弥呼が生きたとされる3世紀付近から平安時代にかけての古代食を紹介する本。 現代のスーパーで売ってるような食品は江戸時代以降の渡来品が多い。かといってそれらを除いた古代の食卓が貧しいものであったかというと中々どうして豊富な食材が存在したようではある。今はほとんど原型...続きを読むが知れない蘇や醤類などの調味料が興味深い。 食料の安定供給とか問題はあるだろうが、古代食からは自然に存在するものを上手に利用すること、調味・保存を兼ねた食材加工など質実剛健なエネルギーを感じる。
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卑弥呼は何を食べていたか
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廣野卓
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