前川修満のレビュー一覧

  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、会計士の目からみた各会社の実態を財務諸表から紐解いていく本。簡単な会計的な背景知識の整理とともに、実際の事例を通して活用事例を紹介してくれるほんは非常にありがたい。

    <メモ>
    ・ソニーのように利益の二倍もの法人税が支払われている場合、100未満の子会社では巨額の黒字が計上され、多額の法人税負担が生じるため、総額の利益額に対して多額の税負担が生じている見立てになることがわかる。
    ・東芝の事例。工事進行基準が適用される場合、実態が外部から把握しづらいく見積もりが改ざんされることにより、実態とかけ離れた利益額が計上されることになってしまうことがある。
    本当は50%しか計上できないのに

    0
    2016年11月06日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

     題名や表紙からは、普段の仕事など会計士の姿を描いた本かと思っていたが、全く違って、ソニー、大塚家具、コジマ、キーエンス、東芝など話題の会社の決算資料(B/S、P/L、C/F)を読み解いて、それらの会社の実情やどうしてこのような状況に至ったかを示した本である。
     取り上げた会社の状況がそれぞれに違うことや、読みやすくて丁寧な解説のため、とてもよく分かった。

    0
    2016年09月11日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    決算書を通じて企業の経営を紐解く良書。具体例を通じて非常に分かりやすい。1点、SONYの経営分析、戦略だけは会計屋の域を出てないなーと残念でした。

    0
    2016年03月07日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    公認会計士の著者が最近話題となった東芝や大塚家具のような企業の財務諸表からニュースとなった話題を分析した一冊。

    会計の知識がなくても、わかりやすく解説されており、非常に勉強になりました。
    ニュースではわからないことも財務諸表から読み取れることが多くあることは本書を読んで一番感じたことですし、キーエンスのように名前をあまり知られていない優良企業も財務諸表からわかることには驚きでした。

    数字は嘘をつかないとよく言いますが、本書では随所にそのことを感じました。かつ、日本の企業活動の今後、そして経営において大切なものは何かについても考えさせられる一冊でした。

    ただ、本書は本の上部がアンカット仕様

    0
    2016年02月11日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    決算書から見える、よく知っている会社のウラの顔。といった風情。あくまで読み心地は軽いところに、著者のサービス精神が見える。もっと詳しい話を聞いてみたくなる。

    0
    2016年01月25日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    決算書から会社の実情を読み解く本。例に挙げられている会社に関しての説明はなるほどと思わせられる内容。特に興味深かったのが日産の話。リストラを敢行するが残った従業員の給与が上がっていることを決算書から読み解き、日産のリストラが本当に会社をスリム化する事を目的とし人件費の大幅な圧縮に働いていないことを他の会社と比較して分かり易く説明している。

    0
    2016年01月13日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「家政婦は見た!」になぞらえた(かどうかはわかりませんが)『会計士は見た!』というタイトルに惹かれて購入。

    決算書類から見える企業の裏の顔に迫った一冊。
    決算書の数字の捉え方の具体例として参考になることはもちろん、誰もが知ってて何かと世間を騒がせた有名企業の、表向きのイメージとはまた違った一面が見え隠れして面白い。
    ソニーの本業はもはや金融業、、、コジマ電気の凋落と日産のV字改革は人の扱い方に違いがあった、、、大塚家具の親子騒動の要因を財務諸表から読み解いたり、、、等々。

    0
    2015年12月23日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

     決算書を前にすると目が泳いじゃう症状によく効く。簿記のテキストと合わせて読めば理解も早まりそう。もっと早く読んでおけば良かった。
     決算書の読み方を単純明快に説明してくれているので、改めて基本を理解できた。

    0
    2014年12月23日
  • 決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

    Posted by ブクログ

    日本では軽視されがちキャッシュフロー計算書。粉飾や現金の流れ、企業の資金繰りの状況の読み方がかなり要点を絞って説明されている。BS.PLしか読めなかったので入門として良書だった。餃子の大将、JR東海など事例が豊富で、実際に財務諸表にどう数字として現れるかがわかる。

    0
    2013年03月07日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

    試算表
    右:貸方:どのようにお金を集めたのか?
      借りる。         =負債
      株を発行して集める。 =資本
      仕事で稼ぐ。      =収益

    左:借方:集めたお金をどうしたのか?
      集めたお金の経済価値が残っているもの =資産
      集めたお金の経済価値が失われたもの  =費用

      貸方の額=借方の額。

      以上5項目の金額の大小関係を見る。

       負債は小さく、資本と収益は大きく。
       資産が大きく、費用は小さく。
       収益は、費用より大きく。
      
    駅前留学のN社はなぜ、倒産したか?

     前払いを基本とした授業システム。
     予約が取れないことが顧客のクレームになっ

    0
    2013年01月23日
  • 決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

    Posted by ブクログ

    実際に存在する会社のキャッシュフローを例に、損益計算書との違いに触れ、読み方のポイントが簡潔にまとめられており読みやすかったです。

    0
    2012年11月25日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

    決算書の読み方について簡単にまとめた入門書。

    決算書の成り立ちや元来の目的などから始まり決算書を「読むための方法」に絞って書かれている本。なので国際会計基準などのもともと「会経書を作るための知識」が無くてもすらすら読める良書。会経書をシンプルに見る視点を養える。

    この本を読んで大雑把な会計所の見方を覚えて苦手意識が少し消えたのと同時にいろんな会社の会計書を読んでみたいと思わされた。
    会計を分かりやすく学びたい人はぜひ。

    0
    2011年06月09日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

    会計のことなんも知らずに社会人やってる自分みたいな人の入門書に良いと思う。

    勤め先の決算書はどんなか読んでみよ。

    0
    2010年12月25日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

    決算書を書くのではなく、読むための技術をアドバイスしている。ほとんどの読者には書くための技術は必要ないとの視点から、ほんとにわかりやすく書いてある。

    0
    2010年09月26日
  • 決算書はここだけ読め!

    Posted by ブクログ

    決算書を作成するための知識ではなく、読むために必要な知識が書かれている。
    内容としては、簿記2級の商業簿記程度かな。
    けれども、実際の企業の決算書を用いているため、著者の見解も知ることができ、内容としては面白かった。

    0
    2010年03月05日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    スイスイと読みやすいレベル感で、2-3時間くらいで読み切れる内容です。上手く纏まっています。

    経理・財務系の新人が入門書として初めに読む本としては良いと思いますが、経験のある方にとっては簡単すぎる内容かもしれません。

    なお、分析に使っているデータは古い(2015年時点)ものとなっていますが、取り上げられている会社の歩みと変遷を執筆時点までは振り返ることが出来るので、この本の内容に加えて自分で最新のデータまで調べて見ていけば、効率よく情報をアップデート出来るのかなと思います。財務諸表の見方もこの本を一読しておけば、簡単な箇所はわかるようになっていると思います。

    0
    2025年04月14日
  • 決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

    Posted by ブクログ

    最近ではPLよりCFの方が重要視されているが、その理由やCF計算書の見方について解説されている。東芝や王将など、実例に基づく説明がわかりやすい。CF計算書が日本で作成されるようになってからまだ20年程度とのことであり、今後CF分析はより重要視されるだろうと感じた

    0
    2025年03月22日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    2015年に書かれた本のため、事例は古いものの、決算書から読み取るべき項目の説明は2022年現在でも変わらず有益。
    一方で、勉強するための本として読むと簡単すぎる内容。

    金融機関に勤め始めた新人が決算書関係の体系的な本を何冊か読んだ後、コーヒーブレイク的な位置付けで読むと適当かと感じた。

    0
    2022年11月10日
  • 会計士は見た!

    Posted by ブクログ

    決算書という1次データから、どこまで分かるのかということを具体例で示してくれている。
    古い本にはなるが、今日のソニーの躍進など今でも使える観点は多い。

    0
    2022年03月23日
  • 決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

    Posted by ブクログ

    基本的な決算書の読み方は分かる。
    そこからステップアップして、重要な点を効率よくピックアップして読み込んでいくにはどうすればよいかという人に向いている。
    内容はシンプルだが重要な説明が多い。

    0
    2020年02月16日