漆原麗のレビュー一覧
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「ついにお前が役に立つときがきた。夫を見つけてやったぞ」ギリシアの大財閥を率いる養父の言葉に、イオーネ・ガキスは全身を揺さぶられるほどの衝撃を受けた。婿をもらい、“ガキス・ホールディングス”を継げというのだ。自分を道具のように扱う養父に怒りを覚えたものの、服従を強いられ続けてきたので受け入れるしかなかった。だが、結婚相手の名を聞いてイオーネは呆然とする。アレクシオ・クリストウラスキ!二カ月前、彼のヨットが時化を避けてガキスの島に寄ったとき、イオーネは屈辱的な思いをさせられていた。あんな傲慢な人と結婚するなんて…。しかし次の瞬間、イオーネは希望に目を輝かせた。そうよ、花婿を利用して、自由へのパス
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従姉のエリカと同居していたフレディは、遊び回る従姉に代わって、彼女の子ベンの面倒を見てきた。だが、エリカの事故死でそんな暮らしが一変する。フレディはベンを自分の手で育てたいと願うものの、定職を持たないので生計を支える手段がなく、ベンの父親が送ってくる多額の養育費に頼る日々だ。思案に暮れるフレディの前にある日、見知らぬ男性が現れた。クアマール王国の皇太子ジャスパー・フセインなる人物で、ベンの父親の弟だという。「母親失格の君からベンを保護するのが僕の役目だ」驚くフレディに、皇太子は甥を国に連れて帰ると宣言した。わたしをエリカと間違えているんだわ。戸惑いつつも、ベンと別れたくないフレディはある奇策を
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Posted by ブクログ
リムジンの運転手をしているベッツィーを見たときから心惹かれるものを感じたクリストス、数週間後出張先から戻った彼の前に、彼女の運転するリムジンが、早速ストレートに彼女を口説きにかかるが、いつも彼に群がる女達と違い、つれないベッツィーによけいに興味をそそられる。しかしその後リムジンが襲われ麻酔銃で意識を失くし、気づいたときには2人きりでどこかの島に置き去りにされていた。2人で行動を共にするうち、クリストスの魅力に屈しまいと頑張ってきたベッツィーも、いつものコンプレックスを忘れさせてくれる彼の言葉にバージンを捧げてしまう。なんとか島から救出されたあと彼に婚約者がいることを知り、そのうえ平然と愛人とし