齊藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『思考する』とは、何かをよくするために工夫したり、新しい企画を生み出す事である。そのための方法について具体的に書かれてある。
・『何のために』という目的を意識し、常に自問自答する事が大切。
・考え事をしている時よりも、音読する方が脳を活性化させる。
・息を吸った瞬間に思考が途切れるので、思考を続けるには吐く息を主とした呼吸を持続させる必要があるため、15秒コメントをする所から始める。
・思考中毒は活字中毒から始まる。
・当たり前の常識を外して『これって本当はどうなのか』と疑問を投げかけ、改めて対象を捉え直した瞬間から『考える』という活動がスタートする。 -
Posted by ブクログ
じっくり考えるよりも、短期間で考える課題を与え、時間を区切って発表すると言うサイクルを何度も回したほうが思考、ハイ。ブルがミニミルレベルアップすると言う、斎藤先生が以前から主張していることを踏襲している内容だった。
また、考える時も、ゲーム要素を加るなど、自分自身で取り組みに工夫を加えることも大事だと言っている
ノーベル賞を取った田中耕一さんの話が良かった
もともとイノベーションの日本語訳は新結合、あるいは新しい捉え方や解釈です。いろいろな分野の方々が集まって新しく結合する新しい解釈をすることがイノベーションなわけです。失敗と思われることも別の分野ではすごい発見になるかもしれない。もう少し柔 -
Posted by ブクログ
総論賛成、各論反対…的な感想。「考えることを習慣化して結果を出す」ことの重要性、必要性については全く異論はないのだけど、そこに至るための工夫やアイデアはそれぞれではないのかなあ…。
例えば、人によって認知特性は様々だし、だから視覚優位で認知しているのか、聴覚優位でインプットしているのか等は、一概にどれが優れているとは言えず、結局人それぞれなわけだし、インプットが様々ならば当然アウトプットも人それぞれで、反射的に答えられないのは考えてない証拠などと一刀両断してしまうのはいかがなものかと…。
まあ、この手の本にありがちな、参考にできるところは参考にさせていただきますというところでしょうか。 -
購入済み
手書きすると、ボケにくい
呼吸と思考は関係あるようで、できるだけ息を止めて、一気に話す習慣をつけると、頭の回転が速くなると。
喫茶店は有効なアイデアを見つける場所。図書館での本読みは無性に眠くなるので、喫茶店を勧めると。
ドストエフスキーは莫大な借金があって、追い詰められて多くの本を書いたと。
映画をコメントする場合、前半一つ、真ん中一つ、後半一つ、印象的なシーンを思い出して、コメントせよと。
思考すると、前頭前野は不活発に。一方、音読すると、活発になるというのは不思議だった。