上木さよ子のレビュー一覧

  • 悪魔と乙女【ハーレクイン文庫版】

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    幽霊が出るといういわくつきの館など、ゴシック調のおどろおどろしい小道具が登場するのに、なぜかコメディ風味。
    そのギャップが面白かったのだけど、後半は乱闘シーンがあり、悪役とはいえ人が怪我をしたりなど血を見る場面があるので、
    個人的にはいまいちでした。

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    2009年10月04日
  • 夜は甘く妖しく

    Posted by ブクログ

    父亡き後領地アノシーを女手一つで守ってきたメリサンド。
    一方、仲違いしていた父の訃報を聞き、荒れ果てたサイェルヌのちに戻ってきたクイン。
    どちらも正式な領主となるには、地域を統括支配する大領主に認められなければならない。その大領主に呼びつけられた二人は、ある命令を下される。
    「今夜すぐにも、婚礼の儀式を執り行うこと。契りを結び、名実ともに夫婦になること」
    と強制されたのだ。従わなければ、二人の領地はただちに没収される。
    メリサンドはクインの素性を知って青ざめた。近隣で名をはせた極悪非道のジェローム・ド・サイェルヌの息子。クインはあの残忍な男の血をひいている。

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    2009年10月04日