ステファニー・ハワードのレビュー一覧

胸に秘めた愛

ステファニー・ハワード / 永幡みちこ

ハーレクインの義兄ものって始めた読みました、多分。
ヒロインのシオーナと義兄のジェイクが出会ったのは１６歳と２４歳のときで、もうすでにジェイクは家を出ていたので一緒に暮らしたこともない二人です。
シオーナは始めて会った時から惹かれていたわけですが、ジェイクからはこの時からすでに誤解されています。

シオーナの母とジェイクともう一人の兄ライアンの父が再婚して、子供が産まれます。
ライアンはすでに亡くなっており、最近両親が亡くなり、二人にとって妹のカースティの親権を取り合っています。
なぜかカースティが二人のことを「叔父叔母」と呼んでるんですよね、「兄姉」と呼ばないのが謎です。

ライアンは３年前に火事で亡くなったのですが、そのさい財産がすっからかんだったことから傍にいたシオーナに騙されたと思い込んでいるジェイクは辛辣です。というか無理やり誤解してる感は否めませんが、それがハーレクインですから（笑）
本当のことが言えない（ライアンと約束しています）シオーナと彼女に惹かれてはいるものの疑いを持ってるので素直になれないすれ違いラブです。

ライアンの秘密についてですが、私は早めに話してしまった方が良かったんじゃないかなと思います。
知ってるのがシオーナだけで義父や母親にも黙っていたわけですが、家族なら知りたいと思うんじゃないんでしょうかね。
約束は大事だと思いますが、黙ってる理由がライアンとの約束だけなので微妙に弱い気がします。
あと調べればわかることを怒りまくってるのに３年も調べないヒーローに違和感を感じなくもない。
でもまぁそこはハーレクインですから（二度目）

終盤で割とあっさりと誤解がとけ、そこからのジェイクがびっくりするくらいいい人になります。別人かっていうくらいロマンチックになってます。
ジェイクの台詞で「僕の妻になると同意してくれるまで、もう愛してあげない」とあるんですが、きゅんきゅんしました。あんなに傲慢だったのになんて可愛いことを言うんでしょうかね。

ひとつ不満があると言えば、偽装の結婚相手が微妙・・・・。もうちょっとキャラがしっかりしてた方が楽しめたかなと思います。中途半端な悪女で消化不良です。
ページ数が少ないのでさらっと読めます。いろいろ突っ込んでしまいましたが、割と好みのお話で面白かったです。

噂の伯爵〈ロイヤル・ウェディングI〉

ステファニー・ハワード / 秋乃ななみ

ワイングラス+食事シーン+コーヒーカップ、苺のデザイン入りコーヒーカップ、
●ディナーセット、ミネラルウォーター+マティーニ、ワイングラス、
ディナーセット、ティーカップ+ポット、ワイングラス、
食事シーン+ソムリエがボトルから注ぐ+料理皿+料理皿、
水割りセット+ボトル、食事シーン、食事シーン。

公妃の憂鬱

ステファニー・ハワード / 秋乃ななみ

[kojyulaw]

よくある話だけど。。

誤解からすれ違って最後は愛に気付いてハッピーエンド。ハーレクインらしい話で安心して読めるけど。。元カノとの仲を誤解されてうまくいかないなら、早い段階で誤解解けばいいのに。。本当にヒステリー扱いされる女性が可哀想。

黒い瞳と赤い花【あとがき付き】

ステファニー・ハワード / 鳴神ゆった

[mitsuco]

ちゃんと

ちゃんと順番？を守ってる、珍しいハーレクインでした(笑)
恋人と別れ、告白、ベッド、結婚…
しかし、お兄さんは10代の子に手を出すなんて、大丈夫なのかな…？

嵐の海に抱かれて

ステファニー・ハワード / 神谷和都

[mitsuco]

嫌味なヒーロー

ヒーローの印象がとにかく悪い。まあ、嘘を信じてたせいだけど。ヒロインもこんなに振り回されて、どこに惹かれるのか。ヒーローにはもう少し努力してほしい所です。

砂漠に降りた天使

ステファニー・ハワード / 村山汎子

なんだか書き方が思わせぶりだな〜
単純にしちゃうと面白くないのはわかるけれどもね
シークにしては思いやり深くやさしいゾルタンと相手がシークなのに対等に意見するアンバーのかかわりを見て
ますます非現実的って思いつつ読みました

公妃の憂鬱

ステファニー・ハワード / 秋乃ななみ

なんだ？このヒーローは？？怒。

傲慢ヒーローお得意のハーレクインだけど、ここまでムカつくヒーローはワースト３に入るのは必至。
国王か皇太子かなんか知らんけども、皇族や王族がそんなに偉いんか？！。

ヒーローの愛人と噂され続けていたフィオナもムカつく。
ヒーローは一応君主だから平民や下々の普通の気持ちや考え方に疎いってのは分からんでもないけれど、でもフィオナは別に王族でもなくてただの元カノで友人って訳だけど、巷で噂されてるゴシップ記事も耳にしてるはずなのに、誰にも弁明もせずに君主の元カレと頻繁に会っててしかも外人だから仕方ないけど過度なスキンシップって、ヒロインが可哀想。
だって当のヒーロー(夫)はフィオナとの関係をヒロインにハッキリと「白だよ！」っていつまでも言わずにその上息子を人質にしてまで脅かすから余計にヒロインは心を閉ざしてしまって読んでいて可哀想だったしとにかくヒーローとフィオナには嫌悪しか無かったですね。
おまけにヒーローがラスト付近で誤解を解くシーンでは、皇妃を選ぶ際の条件として「年齢や外見…」等で多数の中から君を選んだ…と、ヒーローは良い意味で言ってるつもりだけど、戦前とかなら理解できるけれど、戦後でも国内外の王室や皇室でもそんな条件ってあるんですよね？。
それってよくよく考えたら、けっこうヒドいことですよね。
なんで上から目線なの？って思います。
そしてこの作品読みながらずーっと最後まで違和感あったのが、ヒーローの年下妻をバカにしたような接し方。ヒロインがフィオナの事でも真剣に話したいのにいつもヒーローは「フッ」と笑いながら小馬鹿にしてるからいつまでもムカついてました。

ハーレクインとは憧れを抱く作品なはずなのに…。

裏切りのラプソディ

ステファニー・ハワード / 花里ひかり

[G]

サイテーなヒーロー

読みながらムカムカ、読み終わってもさらにムカムカ😠。
なんだ？、このヒーロー？。
最低しかないわ。

ヒロインとはものすごく愛し合っていたのに、ライバル女の嫉妬からヒロインとヒーローの仲を裂こうとしてヒーローに根も葉もない事を吹き込んで。
ヒーローもヒーローで、「…実はキミのことを信じていた」と最後にヒロインに真相を明かしたから「やっぱりヒロインのためにわざと騙された振りをしていたのね〰」と喜んだのも束の間、勝手にいろいろと誤解しまくっててライバル女と実際に関係も持ってたなんて…。ヘタレだわ。

読まなきゃ良かったな！、という感想。