柴田久美子のレビュー一覧

  • 「ありがとう」は祈りの言葉

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    ★☆★【 読 了 】★☆★
    柴田久美子『「ありがとう」は祈りの言葉―隠岐の離島に生きる幸齢者たち』

    島根県隠岐の島にある看取りの家「なごみの里」代表 柴田久美子さんの書
    柴田さんの講演を二回ほど聴きに行ったことがあるけども、そのやさしさの溢れる語り口と同じく心にしみる書。

    高齢者を”"幸齢者”と表記し、そこで体験されたことや感じられたことを、ご自身の言葉で語っておられる。

    様々な死に方や生き方があるけども、そのどれもが尊いと思える。
    その反面、その生き死にがないがしろにされている場は多くあり、深く考えさせられる。

    死を遠ざけることなく、いのちを感じながら生きていくことの尊さを

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    2014年03月09日
  • 私は、看取り士。 わがままな最期を支えます

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    ネタバレ

    【読んだきっかけ】
    「余命宣告を受けて考えた生の意味」という本を探すために「余命」というキーワードで検索。この本もヒットし、気になったので手に取りました。

    【読んだ感想】
    スピリチュアルよりの内容だなと感じることもありましたが、もともとそういったジャンルのものが得意でない私も不思議と嫌悪感はありませんでした。

    「死とは愛が循環する場」など、息を引き取っていかれる方々を実際に看取られた方(=看取り士)のリアルな言葉だからこそ、拒否感や嫌悪感なくすっと受け入れられたと感じました。

    死ぬときは、死への恐怖がなくなる。死を受け入ることができ、迎えがきたときにようやく死が訪れる。という内容を見て、

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    2019年02月22日
  • 「ありがとう」は祈りの言葉

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    41ページからの、福岡の田崎和子さんのエピソードは、GDPという統計値の、生々しく、具体的な、そして醜いその素顔を見る思いがする。

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    2011年09月03日
  • 幸せな旅立ちを約束します 看取り士

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    自分が望むように死にたいと思うが、それがどんな形なのかを深く考えたことは無かった。
    主語が、自分や家族までになっているのが今の自分。
    内観や死生観は、今後取り組んでいきたい。

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    2020年06月07日