まつもと泉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
600エントリ目は、キリ番エントリでは初登場となる少年漫画として、まつもと泉の「きまぐれオレンジ★ロード」を取りあげる。この作品は1984年から1987年にかけて週刊少年ジャンプに連載されたラブコメであり、アニメ化もされた人気作である。この作品は、優柔不断な男子高校生・春日恭介と同級生の鮎川まどか、そして彼らの後輩である檜山ひかるの三角関係が、コメディタッチで延々と描かれるだけの、ある意味では非常に退屈な漫画である。しかし、彼らの微妙な関係は、話をどれだけ重ねても進展しそうで進展せず、その頑なな安定感が当時の読者から絶大な支持を受けた。川口盛之助氏は、日本文化の神髄の1つとして「寸止め」を挙げているが、この作品は「寸止め」だけで成り立っていると言っても過言でない。一方、主人公である春日恭介は超能力一家の一員である、という設定が、毎号繰り返される似たような話にうまくアクセントをつけていたと思う。この設定が、物語の終盤で明らかにされた、春日恭介と鮎川まどかの(タイムスリップによる)運命的な初対面を導出したのである。このエピソードが描かれた瞬間、単なる「面白いラブコメ」だった本作品は、少年漫画史に燦然と輝く伝説的ラブコメに変貌を遂げたのであった。ジャンプコミックス全18巻、愛蔵版およびコミック文庫版それぞれ全10巻。
-
購入済み
懐かしさで購入
かなり昔にジャンプ等でチラ読みして、断片的な内容しか覚えていませんでしたが、改めて読むと、普通な漫画でした。 昔は、エッチな過激な漫画のイメージだったのですが。 ツンデレの元祖と云われる、鮎川まどか は、懐かしく感じましたね。 1984年連載です。
-
Posted by ブクログ
なんで唐突にこれやねん!と我ながらセルフ突っ込み。別に最近読み返したわけでもないんですけど、お部屋片付けしてたら90年代初頭のアニメ雑誌とかが出てきて、懐かしくなってな。でも読んだのはつい最近です。06年にオーストラリアで読んだ。(なんじゃそりゃ)気にはなってたんだけど、機会がなくってね〜。で、これはなんと言ってもやはり絵がもっのすごい魅力的!!最初の一巻とかはあまりのぼへぼへぶりに、この時代は・・・このレベルでジャンプで連載が持てたんだ・・・とノスタルジーに浸っちゃいますが、それがあれよあれよと言う間になんともまあチャーミングな萌え萌えたまらん絵柄に。そしてまたこれがよく変わるんだ。ロリロリアニメ系になったと思ったら、シャープでセンス溢れる絵柄になったり、センシティヴな少女漫画ちっくになったり。で、その時々の絵柄で魅力的なお姉さまタイプと妹タイプの美少女たちを描いてくれるもんだから、たまらんですよコレ!若人にはあまり感慨もないのかもしれないけど、あまりそう若くもない私には、その後の萩原一至とか高河ゆんとか、そういう絵の一大ムーブメントの源流が全てここにあったんでは!?と大発見した気になった。とりあえずあまり若くない人には(笑)抑えとくべき必須アイテムだ。あと話についても、割とこういう主人公の男一人を女二人が取り合う話って、あからさまに男の気持ちはどっちかに偏ってるもんな気がするんだけど(高橋留美子とかあだち充作品とか)、これは男も(勇作だったっけ?覚えてない・・・)がまどかさんにより気があるのは明らかなんだけど、結構ちゃんとひかるちゃんのことも好きなのが意外だった。(上記の人の作品とかだと、目当てでない人からアタックされて、困惑してどうやって切り抜けようかな〜って考えるだけやないっすか。むしろ邪魔者扱い。)まどかさんとひかるちゃんもかなり好き合ってるんだから、三人でくっつけばいいのに。