小田実のレビュー一覧

  • 「殺すな」と「共生」 大震災とともに考える

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    小田実 「殺すなと共生」

    人間の基本的人権〜命の大切さ(殺すなの思想)、価値観の異なる人との共生〜について考えた本。戦争被害者であり加害者でもある日本の立場から 平和主義と民主主義を わかりやすく論じている。

    共生とは 排除や差別をしない、自由を奪わない、平等で対等な関係を前提としている。仲良くすることは できなくても それくらいなら 共生できるかもしれない。


    著者が目指すのは、絶対的平和主義(自衛戦争認めず)に基づき、非軍事的活動により 市民社会に貢献する民主主義。


    命の大切さ(殺すなの思想)について
    災害や戦争による無意味な死(難死)の批判〜人間はこんな風に殺されてはいけない

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    2020年04月08日
  • 「殺すな」と「共生」 大震災とともに考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    九五年一月の阪神大震災は、今まで築いてきた「経済大国」日本の現実をも一気に露呈させてしまった。
    この反省にたって、「殺し、殺され」ることなく本当に「共に生きる」市民社会をこれからどう作っていくべきか。
    大空襲の体験を思索の出発点とし、今また大震災を体験した著者が、戦後50年に力強く訴える。

    [ 目次 ]
    1 「殺すな」の思想―震災と戦争・二つの「難死」体験をつなぐ
    2 「共生」社会をもとめて―人間と人間、「われ」と「われ」をつなぐ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ

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    2011年03月26日