白川嘉継のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妊娠中期にタイトルに惹かれて手に取りました。
脳の発達という切り口から、子供との接し方が具体的に書かれていて新鮮でした。
以下印象に残った点です。
・子供が本当に困ったときに助けてあげることで信頼関係を築くことができ、「母子の愛着」が形成される。
・愛着が形成できないと「愛着障害」となり、子供に後々まで「見捨てられるのではないか」という不安がつきまとうこととなる。
・愛着を形成するにあたっては、「女性脳」から「母性脳」への切り替えが必要。
・その切り替えには自然な陣痛やふれあい、母乳育児によって分泌されるオキシトシン(視床下部で合成、下垂体から分泌されるホルモン)の働きが重要。
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Posted by ブクログ
200pほどの本だが、エピソードや著者の体験談が多かった。
脳やホルモンの関係をある程度書いてあるので
内容として府に落ちたは15頁ほど。
育児指導や育児方法として新しい視点はありませんが、中々の収穫です。
自分が母親とあまりいい関係でなく、子どもにどう関わっていいかわからない…
親と同じことはしたくないけど理由はわからない…
といったような心配をもつ人にはいいかも。
でも
こういうことをすると、こんな問題が!こんな可哀想なことが!といった話題が多く、
きっとこの本を手に取る人は
これから母親になろうとしてるのに、あなたは親との愛着障害をもっていませんか?そのままいくとこんなひどいことに