佐藤愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初ジジェク。論じられている内容が難しいというより、ジジェク本人の思考の流れが独特でついていくのが大変。
ラカンを読解、解釈に多く紙面を使っているが、それと同じ程度に重要なのがヘーゲル。
自分も精神現象学をある種の個体が流動的に延々と生成変化していくそのプロセスそのものの味わいと哲学的洞察に惹かれたが、ジジェクからも同じ匂いを感じる。
ヘーゲルの精神現象学は有名な話だが、本人が試行錯誤を通してなんとか形にした、みたいな本で、その内容も個体が普遍にまで行き着く一つのプロセスを開示してるわけだが、その終着点含め、うまい具合に折り目をつけるための付属品、みたいに勝手におもってる。