マージョリー・シェファーのレビュー一覧

  • 胡椒 暴虐の世界史

    Posted by ブクログ

    インドを原産とする胡椒は、古くはローマの時代からヨーロッパへ運ばれ珍重されてきた。大航海時代にインド洋へのルートを確立し、いよいよ直接スパイス貿易に乗りだすことができるようになると、ポルトガル、オランダ、イギリスの商人たちは市場を独占しようと東南アジアに築かれていた交易都市で暴虐の限りを尽くし、農民たちを奴隷化した。たった一つのスパイスをめぐる狂乱と植民地主義への道のりを、豊富な一次資料と山師じみた海洋貿易商人たちの列伝で描きだすノンフィクション。



    メインテーマは胡椒だが、その交易に関わるありとあらゆる雑学と蘊蓄が放り込まれたサービス満点の一冊だ。最終章ではなんと胡椒の薬効をめぐる最新研

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    2026年09月20日