三浦正幸のレビュー一覧

年末に面白くて一気に読んだ。
もう開発の余地もないほど開発され尽くした東京、今必要なのは高層ビルや商業施設ではなく人々の心の拠り所となる場所だと思う。
東京五輪は数兆円ものお金をかけたが、果たしてレガシーといえるものは造れたのか、いささか疑問である。
江戸城再建は東京のど真ん中だし、歴史的意義...続きを読むも大きいし、東京に心の拠り所となるシンボルづくりとして大いに賛成である。日本の建築技術の本気を世界に披露してほしい。

江戸城を再建にするに当たって様々な障害がありそうだが、本書を読んでいると本当にできそうだという気になってくる。
数百億かけてマスク配るぐらいなら、お城再建はかなりコスパのよい事業なのではないか。

改めて皇居見学に行きたくなりました

一巻から一気に読み進めてしまいました。実際に江戸城が再建されるとしたら、こんな感じで進められるんだろうな～とわくわくしながら読んでいます。次巻で完結とのことで、どんな結末になるのか今から楽しみです。

江戸城、見てみたいなぁ、と思わせる内容。建築するまでの細かい手順についてがメインだったけど、できた後の世界を描いてくれたらもっと盛り上がったのかも。

江戸小物を英語と日本語で説明してくれています。英語がメインなのかな？

写真が鮮やかで、江戸時代が舞台の小説で出てくる小物たちが想像しやすくなります。

巻末には実際に展示してある美術館の紹介もあるのでいつか足を運びたいです。

差がつく読書術、から。３巻完結なのでサラッと。考えてみれば、江戸城再建のアイデアは、実際問題あっても全然おかしくないわな。政令指定都市クラスの街には、結構な割合で天守閣が聳え立つのに、東京にはそれが無いとはこれいかに、みたいな。そこに真剣に向き合った物語。

日本の庭園にまつわるキーワードを英語と日本語で説明したもの。英訳でも和訳でもなくて、微妙に表現は異なっている。どちらも言語レベルは高い。
しかし、しゃべるには、ちょっと硬い表現が多い気がするので、あくまで、読み物。