奥田健次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
叱らないで子育てする方法はないかなー、と思っていた時に出会った本。
「叱らない」と言うと、「甘い」と言われがちですが、ところがどっこい、どきっ!とするほどの厳しい対応も示されています。
叱らないけれど、必要な場面では毅然とした「大人」を示すこと。「アメとムチ」ではなく、「アメとアメなし」で対応すること。それを実行できる大人がどれくらいいるのだろうか、と思いました。
そして、「子どもをしっかり観察すること」。
子どもの行動を観察し、タイミングをつかんでしっかりと褒めること。
普段から手間と時間を惜しまずに子どもと向き合っていくことの大切さを教えられました。
「叱らない子育て」、今日から実践していこうと思います。 -
Posted by ブクログ
奥田先生の最新書。今回もかなり期待したが,残念ながら期待を超えることはなかったです。というのも,K先生とタッグで書いた本のほうが,私にとって衝撃が大きかったからです。ですが,今回は専門書というよりも一般向けというよりもお母さん向けに書かれたものであり,かなりわかりやすく今にでも試したいと思わせる書きっぷりで,ここらへんはやっぱこの人すごいなと思わせる。問題への対処を書いているだけでなく,生活で出てくるその先の問題までも見越して書いてあるところは,さすがとしか言いようがありません。料金もめっちゃリーズナブルで,セルフケアを唄って3000円とかで販売しているしょうもないものとは全く違う。衝撃度がもうちょい欲しかったという気持ちをこめて☆4つ。
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Posted by ブクログ
基本的な部分は同感も納得もするが、一部モヤっとする部分があった。
第2章や第3章でちらほら登場する、親が主導権を握って、子供に強制する、子供を矯正するようなしつけ方法だ。
我が家における、子供にどのようになってほしいかというビジョンは、
「自分の頭で考え、自分で目標を立て、実行し、目的を達成できる人間になる」
「常識や慣習、世間一般に囚われず、自分の心に従った幸せを追い求められること」
であるため、我慢が出来るように教えるのがとても難しい
我慢させないわけにはいかないし、一方で我慢を強く強いると自主性や創造性が減る。
本書の案が悪いとまでは思わない。死や大けがなどの危険につながるようなクセは絶対に避ける必要があるし、それに対し紹介されている方法も確かに効果があると思う。
まず「我慢をする」「協調性を持つ」「いうことを聞く」という型を身に付けた上で、破離に進む、という考え方が落としどころのように考えられるが、幼少期に染み付いた思考・感情の反応は後から打ち崩せるのだろうか。
私は幼少期には暴力を持ってかなり強くしつけされ、我慢することを徹底的に覚えた。
一方、妻は幼少期から常に褒められ続け、欲しいものは何でも与えられ、やりたいことも全てさせてもらえてきたという。
客観的に見ると、私は比較的協調性もあり一般的な素養を持っているが、仕事における成果は芳しくなく、常に満たされない思いを抱えている。
その一方で、比較的我が儘で自己中心的で協調性がないとされる妻は、仕事で高いパフォーマンスを発揮し、やりたい夢も全て自力で叶え、豊かで幸福を感じ、自己肯定感もこの上なく高い。
単純比較すると、どうも従来の「我慢」や「しつけ」や「協調性」、人の言うことを聞く「従順さ」のようなものは、本人の幸福はもちろん、現代社会での報酬に繋がる成功に対し、ネガティブな影響を与えてしまうように感じる。
本人の身体的才能や趣味嗜好、それに時代ごとに求められる素養が異なるため一概には言えないが、もし受動性と能動性に順位をつけるのであれば、能動性を優先する方が良いように思う。
歯磨き、人の物を奪う、叩く、学校に行かない、勉強しない、ご飯を食べない…
完全に自由にさせることは出来ない。しかしその線引き、匙加減は微妙で、そこに自分はもちろん、世の中の父母は多く悩んでいるのだと思う。
脳の仕組みやゲーム理論的観点では、挑戦はおよそ4回に1回成功するくらいが、報酬系を最も活発化するという。
本人の要望が通る部分と通らない部分。特に、損害が出ないような、他者への悪影響、例えば「遊んでくれ」に対して、忙しくて親が対応できないケースや、「ご飯を食べずに遊び続けたい」に対する強制度合などは、25%程度は軟化した対応をするのがバランスが良さそうだと個人的には考えて実践中である。
少なくとも、本書で何度も書かれているように、笑顔で、ユーモアを持って、ムチを与えずに対応する、という姿勢が必須だろう。