藤田伸二のレビュー一覧

  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    発売時から話題になってたので内容はおおよそ聞いていたとおり。時代の流れに抗う職人の本。都合の悪い部分はスルーしているし、悪いのはJRAという結論ありきで書いているので説明にハテナがつくものも多い。
    ただ、一時代を築いたこういう騎手がいて、こういう考えのもとでムチを置いた、ということが残されているのは大事なことで、その意味では非常に意味のある本。
    余談だが、いちいち「先生」に「テキ」のフリガナをふる必要はあったのだろうか。

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    2021年10月10日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    藤田が喋った内容を誰かが書き起こしてまとめたと思われる内容。武豊等、先輩ジョッキーを褒めるのはよいが、岩田騎手をけなすのはどうかと思う。確かに素行も悪そうではあるが。競馬界の内情も少しはわかり、それなりには楽しめた。

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    2019年08月12日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    藤田騎手かあ。昔、僕が競馬にはまっていたころに大活躍してたなあ、などと思いながら読む。
    なんと、武豊が最近勝ってない、など最近の競馬事情がよくわかった。

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    2019年01月19日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    (かつての)トップジョッキー藤田伸二による、JRAへの提言書です。
    もうかなり以前から競馬に魅力を感じなくなっている自分に気付かされ、また、その要因に納得させられました。

    多くの騎手について書かれていますが、「馬の「邪魔をしないこと」が大切」だということには共感できます。
    それに対して、以前にEテレのSWITCHインタビューという番組で、「昔は馬の邪魔をしない騎乗が良しとされていたけど、今は違う。馬を動かしていかないと、海外のジョッキー達には勝てない」というようなことを福永祐一が言っていました。
    私はその時に違和感があったのですが、本書にある、祐一は「人馬一体」とはなれていないとの指

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    2014年10月05日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    競馬への興味が薄れている原因が、克明に記されていた。
    個性の消失、安易な乗り替わりにはゲンナリする。昔話をしたくはないが、かつては馬券の的中に関係なく、刺激的だったと思う。

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    2014年08月13日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    藤田伸二騎手が憂う日本の競馬界。
    その頑強を運営母体であるJRAとし、その問題点を指摘する。

    個人的にはあまりよく競馬のことは分からないが、
    競馬界を引っ張ってきた著者だからこそ、責任の重さを感じ、
    それが嘆き・怒りに向かっていることがよく分かった。

    これは企業においても言えること。
    中堅以上の立場になり、後輩や会社の将来に向かって、
    何が責任であるのか?今一度考えたくなる本。

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    2014年03月24日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    競馬界もお金儲けが根底にありながら、表面上はスポーツの世界のようにきれいごとで覆い、優等生的な冒険をしないものになってしまったようだ。藤田氏は競馬界に残ることを捨てて、このような本を出しJRAに苦言を呈している。勇気のいることだと思う。

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    2014年03月12日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    競馬界について、ジョッキーの立場から見た様々な現状が書かれてあった。

    競馬には興味はないけど、著者の価値観とかがすごく書かれていたので面白かったと思う。

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    2014年02月18日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    シルクジャスティス、ツルマルツヨシ、あんまり強くないのに好きになる馬はだいたい藤田伸二のお手馬だったなぁ。

    海外生活が長く競馬とは大分離れてしまったが、自分がみていたときと大分様子が変わってしまったようだ。

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    2015年07月15日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    正月も暇なので、読んでみました
    去年でた本で、比較的話は新しいです。
    藤田らしく、言いたいことはなんでも言うという感じ。JRAへの批判が痛烈です。

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    2014年01月02日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    ネタバレ

    騎手の立場から現在の競馬会を憂い、JRAを批判する一冊。
    エージェント制度という仕組みと、それに伴う外国人ジョッキーの騎乗の増加、日本人ジョッキーの減少が問題として、そのような状況を野放しにしているJRAを批判している。
    レース以外の場で、騎手は何をしているのか、レース中に騎手はどのようなことを考えて騎乗しているのか、など競馬を観戦しているだけではわからない内容も数多く、興味深い。
    騎手や調教師の個人名を多く挙げているため、自由な文章に少し不安になる反面、とてもイメージが沸く。注釈が多いため、競馬に明るい人でなくても多少は読み易い内容となっている。

    ・欧米の競馬では、同一馬主の馬がワンツーゴ

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    2013年12月15日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    藤田騎手は、競馬ファンから「番長」と言われているくらい個性の強い騎手だが、この本を読むと渾名とは違って至って真面目な感じを受けた。毎年のようにフェアプレイで表彰され、重賞もデビューから20年も継続して勝っており、騎乗技術もモラルも実績にも自信があるから、このような本が書けるし、競馬ファンの間で評判になるのだろう。
    この本では、競馬システムの紹介、現在の競馬興行の傾向、騎手仲間のことや騎乗技術のことを思いつくままに?褒めたり批判したりしているけれど、総じて批判の矛先はJRAの不合理な制度に向けられているようだ。
    JRAの制度批判は、馬主からも競馬記者からもあるが、所属する当事者もいろいろな問題を

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    2013年12月05日
  • 騎手の一分 競馬界の真実

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    自分にとっては、いろいろな意味で身近な存在な「競馬」、
    馬券はあまり買わなくなりましたが、春秋のG1はチェックしています。

    ちなみに一番力を入れて観ていたのは大学生の頃、
    エアグルーヴやグランワンダーの全盛期の時代でした。

    確か、著者・藤田さんがデビューされたのもその頃で、
    世代的にはほぼ同世代なんですね、、ふーむ。

    こちらは、そんな藤田さんが、今の競馬界、、
    特に“JRA”に対してモノ申した一冊となります。

     “JRAが「国際化」の意味を履き違えた結果が、こんな事態を招いている”

    売上ベースで言えば、オグリキャップの頃がピークで、
    その後はほぼ前年比マイナスで推移しているそうです。

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    2025年08月29日