松田悠介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ほんとうにすごい本だ。
僕が最初にTeach For Japanを知ってから、その活動、代表の松田さんの想いに魅了され続けているが、この本でもものすごく心が揺さぶられた。
内容的には、Teach For Japanの設立に至る松田さんの歴史や想い、設立後の活動や教育問題などを説明している。
知ってることもかなり多かったが、松田さんの留学前後の話は聞いたことがそんななかったので新鮮だった。
次の言葉に、私は衝撃を受けた。
今年からネクストティーチャープログラムで派遣されている人が言ったらしい言葉
「海外では学校に行きたくても行けない子を支援する。けれど、日本では学校があるのに行きたくない -
Posted by ブクログ
Teach for America : Wendy Koppの著書と同時並行で読んでいたけど、こちらの方が先に読み終わった。
東大生の親の平均年収が950万円以上、というニュースは何年も前から言われていたけど、それは塾とか参考書とか、additionalな教育機会の差異によるものだと思っていた。
確かにそれも大きな要因ではあるけれど、そもそも義務教育や基本的な教育の場において、教育を受ける(物理的、心理的、経済的な)準備の周到さが子ども一人一人の生活環境によって大きく異なるということは、正直思いも至らなかった。
Wendyの本を読みながら、『日本にはそぐわないビジネスモデルでは…?』と思って -
Posted by ブクログ
久々に出会ってしまった感のある本でした!
書籍を購入する前から、著者の松田さんのことはインタビュー記事などで知ってはいたのですが、
もう、この本でとどめを刺されました。笑
本書では、ティーチフォージャパン立ち上げまでの軌跡や、夢の見つけ方などを説いていますが、
松田さんは、夢が見つからない人へ「試し食い」というのを勧めています。
試し食いとは、自ら夢を探しにいくための第一歩。
まずはチャレンジすること、そして「本気」でチャレンジすることが重要であるとおっしゃっています。
まさに、松田さんのこれまでの人生が、本気の試し食いの連続であることが本書から分かるので
読めば読むほど一言も言い訳がで -
Posted by ブクログ
経済による教育格差を是正しようと活動するNPO法人、TFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の日本法人TFJ代表である筆者が綴った手記です。淡々とした筆致の中に漂わせる深い『自信』が窺えました。
僕がTFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の存在を知ったのはテレビの深夜帯ニュースの特集で、
「こういう取り組みをしている人たちがいるんだ!?」
という新鮮な驚きとともに、その走者であるウェンディ・コップ女史の自叙伝を読んでいたことがあるのですが、本書は彼女の理念に共感し、日本でその現地法人、TFJ(ティーチ・フォー・ジャパン)を立ち上げ、その代表となっている方の手記です。表紙に写っている彼の顔を見てい -
Posted by ブクログ
ティーチ・フォー・アメリカというNPOが米国大学生の就職人気ランキング1位に2010年になっている。2012年でも3位。グーグルよりも上位である。確かに先生という仕事は新任早々いろいろなことを任されるし、仕事の結果が即わかる点でも成長著しい仕事なのかもしれない。そんな教育系のNPOを日本で実践しようと頑張っているのが著者。日本にも貧困があり、教育格差がある。それを埋めるためにやっている。昨晩、たまたま若い公立の先生とお話(というか飲み会)する機会があった。成長過程にある彼は、失敗もしながら、先輩教諭から様々なことを吸収し、自身でも色々実践しながら成長していっていることがよく分かる。また失敗談も
-
Posted by ブクログ
とにかくアグレッシブ!最下位に近い高校の成績から大学へ進学し、念願の体育教師になる。弱い者を助ける、という自身の経験から教師になるものの既存の学校ではやれないと気づき自身が学校経営するためには、とハーバードへ留学。そこでTFA と出会う。そこから2年半後にはTF Japanの認定を取り付ける。あっぱれ
お会いした事があるが、誠実潔白で真っ直ぐな方だ。これからの日本の教育をどんどん変えて欲しい!
TFA / Teach for Japan
教師が身につけ、企業が評価する点
リーダーシップ
コミュ能力
課題解決力
半歩先を照らしてあげる、大人の関わり方
目標設定+計画立案力(PDCA)=