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松田さんは現在、クリムゾンという海外大学進学をサポートする会社のトップを務めている。どんな歩みでそのようなビジネスを立ち上げたのか、すごく興味があったが、この本でよく理解できた。松田さんをはじめ、日本の教育を変革しようと奮闘している人がいる。自分も親として、自分事だと思って考えたい。松田さんの今後の取組みに注目したい。
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身につまされるような本だった。
貧しい教育環境の中でも希望に満ちているインドの子供と、充実した教育環境が整っている中で希望を見出せない日本の子供。
これまで教育問題にあまり注目してこなかったが、日本の教育の問題点を理解することができた。
私も現状を変えることが怖くて踏み出せなかったが、頑張ってみようと思わせてくれた。
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以前、講演を聞いたときの内容を濃くした内容。
教育格差の実情や若者へのメッセージなども含まれており、大学1年生に薦めたい一冊。
そういえばこういう自伝のような本は1~2年生の時によく読んで刺激を受けていた気がする。
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一読する価値のある本です。これから教師を目指そうとしている人、または教育に課題を感じている人にはオススメです。ひさしぶりに読んでいて気持ちが熱くなりました。
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ほんとうにすごい本だ。
僕が最初にTeach For Japanを知ってから、その活動、代表の松田さんの想いに魅了され続けているが、この本でもものすごく心が揺さぶられた。
内容的には、Teach For Japanの設立に至る松田さんの歴史や想い、設立後の活動や教育問題などを説明している。
知ってることもかなり多かったが、松田さんの留学前後の話は聞いたことがそんななかったので新鮮だった。
次の言葉に、私は衝撃を受けた。
今年からネクストティーチャープログラムで派遣されている人が言ったらしい言葉
「海外では学校に行きたくても行けない子を支援する。けれど、日本では学校があるのに行きたくない子がたくさんいる。僕はそれをなんとかしたい。」
日本の教育の問題点に気づかされた。本来学ぶことは、楽しく、人生を豊かにするものであるはずで、それは希望に満ち溢れたものになるはずだ。当然、夢も生まれる。
だが、日本では、夢を持つことが下手するとバカにされるようなことがあったり、陰口を言われたりするような文化がある。
みんなが前を向き、夢や希望を持てる世界にしていくためには、教育が必要不可欠だ。僕も、Teach For Japanの目指す世界に少しでも貢献し、自分もその周りの人々も、もっとこの世界での生活を楽しめるようにがんばりたいと改めて思った。
現在、中学教師という立場だが、子どもたちのどんな些細な頑張りでも、一生懸命応援し、サポートしていきたいと思った。
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タイトルを見て何気なく購入。
一日で一気に読み終えた。
ティーチ・フォー・ジャパンというNPOも知らなかったが、
松田氏の熱いエネルギーが感じられる良書だった。
ただ、書名タイトルに期待して読むと、ちょっと違うような・・・
正直、裏切られた感が強い・・・
これは、出版社の責任だと思うが、
書名タイトルは、ちょっと狙いすぎ。
グーグル、ディズニーは、ほとんど関係ない「教育」の話です。
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何気なく手にとって読んだけれど、とても興味深かった。Teach for Japanの事業についてもだけれど、著者が悩みながら道を切り開いていくプロセス自体がとても刺激的。
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Teach for America : Wendy Koppの著書と同時並行で読んでいたけど、こちらの方が先に読み終わった。
東大生の親の平均年収が950万円以上、というニュースは何年も前から言われていたけど、それは塾とか参考書とか、additionalな教育機会の差異によるものだと思っていた。
確かにそれも大きな要因ではあるけれど、そもそも義務教育や基本的な教育の場において、教育を受ける(物理的、心理的、経済的な)準備の周到さが子ども一人一人の生活環境によって大きく異なるということは、正直思いも至らなかった。
Wendyの本を読みながら、『日本にはそぐわないビジネスモデルでは…?』と思っていた自分がなんだかあまりに世間知らずで恥ずかしい。
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久々に出会ってしまった感のある本でした!
書籍を購入する前から、著者の松田さんのことはインタビュー記事などで知ってはいたのですが、
もう、この本でとどめを刺されました。笑
本書では、ティーチフォージャパン立ち上げまでの軌跡や、夢の見つけ方などを説いていますが、
松田さんは、夢が見つからない人へ「試し食い」というのを勧めています。
試し食いとは、自ら夢を探しにいくための第一歩。
まずはチャレンジすること、そして「本気」でチャレンジすることが重要であるとおっしゃっています。
まさに、松田さんのこれまでの人生が、本気の試し食いの連続であることが本書から分かるので
読めば読むほど一言も言い訳ができなくなってしまいます(^^;;
これだけ何に対しても本気でぶつかり答えを出してきた人が、これから日本で大きくしようとしている「ティーチフォージャパン」。
TFJは子どもたちの未来を作っていくNPOです。
自らの修士論文で「日本では根付かない」と結論を出したにも関わらず立ち上げた団体。
しかし「この人ならやってくれる!」そう信じてついていきたくなるほど、熱く力強い松田さん。
応援せずにはいられません。
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著者の情熱を本から感じることができた。NPOが今後日本社会を支えていく上で重要であるとともに、教育分野において初等から高等教育まで抜本的な改革が絶対不可欠であると改めて感じた。
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著者の教育に対する情熱が伝わってくる一冊です。自身の経験からやりたいことを見つけ出し、チャレンジしていく中で次のチャレンジを見つけていくプロセスは生きていく上で大切にしないといけないことを再認識させてくれます。
著者が代表を務めるティーチ・フォー・ジャパンはスタートしたばかりですが、日本の教育を変えてくれると思わせる力強さがあります。
自分も社会を変えるために一生懸命やっていこうと勇気付けられる一冊でもありました。
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経済による教育格差を是正しようと活動するNPO法人、TFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の日本法人TFJ代表である筆者が綴った手記です。淡々とした筆致の中に漂わせる深い『自信』が窺えました。
僕がTFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の存在を知ったのはテレビの深夜帯ニュースの特集で、
「こういう取り組みをしている人たちがいるんだ!?」
という新鮮な驚きとともに、その走者であるウェンディ・コップ女史の自叙伝を読んでいたことがあるのですが、本書は彼女の理念に共感し、日本でその現地法人、TFJ(ティーチ・フォー・ジャパン)を立ち上げ、その代表となっている方の手記です。表紙に写っている彼の顔を見ていると『嵐』の櫻井翔君に少し似ているような気がしました。
筆者が教師を志すようになったのは自身をいじめと暴力から救ってくれた教師との出会いがきっかけであったそうで、このときの出会いは後の人生に大きな影響を与えるなということをつくづく感じました。長じて筆者は必死の勉強の末、日大文理学部体育学科と早稲田大学商学部に合格するのです。体育教師になりたいという志から、彼は日大理学部体育学科へと進学します。
そこで彼は中学2年生を対象とした無料の塾をやったり、ピザーラのアルバイトを極めていったりするわけですが、自分の夢のためにハーバード大学に留学を決意することになるのです。大学受験時庭をかけたような壮絶な受験勉強の末にハーバード大学に合格し、そこでのウェンディ・コップ女史との運命的な出会いをきっかけに彼はTFAの日本法人を志すようになります。
最初はコンサルディングファームとの『二束のわらじ』であったので、暗礁に乗り上げる部分も会ったのですが、筆者が専従になったことをきっかけに持ち直し、TFJが発足されたそうです。しかし、寄付文化が根付かない日本という土壌ではなかなか運営、維持が大変なのだそうです。筆者のように志の高い人の事業が少しでも多く、また長く継続できればなと、心から願ってやみません。
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多くの人が少なからず持っているであろう教育への問題意識。それを問題意識で終わらせずにチャレンジへと昇華させた、一連のプロセスは新鮮視座を高めてくれた。
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アメリカの就職人気ランキング1位のTFAの日本版TFJを起ち上げた松田悠介氏の著書。「すべての子どもたちが成長できる教室」を提供するという理念のもと活動されている。「無料塾」や「寺子屋くらぶ」は地道な取組であるが、夢と熱意を持って取り組まれている。教育行政とNPOがうまく連携し展開していくことは重要であると思った。
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ティーチ・フォー・アメリカというNPOが米国大学生の就職人気ランキング1位に2010年になっている。2012年でも3位。グーグルよりも上位である。確かに先生という仕事は新任早々いろいろなことを任されるし、仕事の結果が即わかる点でも成長著しい仕事なのかもしれない。そんな教育系のNPOを日本で実践しようと頑張っているのが著者。日本にも貧困があり、教育格差がある。それを埋めるためにやっている。昨晩、たまたま若い公立の先生とお話(というか飲み会)する機会があった。成長過程にある彼は、失敗もしながら、先輩教諭から様々なことを吸収し、自身でも色々実践しながら成長していっていることがよく分かる。また失敗談も含めて、笑顔で話をしてくれた。先生ってほんとにいい仕事だと思う。ティーチ・フォー・ジャパンにもささやかですが、寄付することにしました。
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TFAを日本に導入する!って
目標をもって、課題も知っていながら、
次々出てくる課題にも向き合いながら
行動しているのがすごい。
日本とアメリカで良い面、悪い面が
両方にある
でも一番問題だと思ったのは
日本では貧困の実態が隠されがちなところ。
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Teach for America(TFA)という
アメリカの教育NPOが
アメリカの人文学科の学生においては
GoogleやAppleよりも人気だという
それはなぜか?
TFAの試みを紹介しつつ
それを日本に導入するTFJの構想を語る
面白いとは思ったし
参加してみたい気持ちもある
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自分は改めて他人に興味がないのだなと思った
教育に興味がないのは、それなりに恵まれた環境で育ったからなんだろうな
学校は必ずしも勉強する場所ではなかった気がするし、机上で学ぶこと意外にも遊びから学んだことも多くあると思う
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とにかくアグレッシブ!最下位に近い高校の成績から大学へ進学し、念願の体育教師になる。弱い者を助ける、という自身の経験から教師になるものの既存の学校ではやれないと気づき自身が学校経営するためには、とハーバードへ留学。そこでTFA と出会う。そこから2年半後にはTF Japanの認定を取り付ける。あっぱれ
お会いした事があるが、誠実潔白で真っ直ぐな方だ。これからの日本の教育をどんどん変えて欲しい!
TFA / Teach for Japan
教師が身につけ、企業が評価する点
リーダーシップ
コミュ能力
課題解決力
半歩先を照らしてあげる、大人の関わり方
目標設定+計画立案力(PDCA)=夢力
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心に響くフレーズ
① アメリカの場合、先生は原則的に教科の指導に特化している。クラブ活動は地域のインストラクターの仕事だし、保護者対応は教頭先生のしごとで、もし話がこじれると、弁護士が対応にあたる。徹底した分業制だ。
② 教育分野への投資は、将来の様々な支出を防ぐ意味合いがある。
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全米で就職ランキング第位になったTFAの日本版TFJティーチ・フォー・ジャパンの創設代表者である筆者が書いた本。
教育に携わる者として、共感する部分もあり、所々引っかかる部分もありながら読んだ冊。
子供達に教師側が答えを与えすぎてはいけない、自分で歩き出せるようになるように道を照らすという部分に非常に共感。
私のモットー「日々成長し続ける子供達と共に一緒に取り組む」を実現するためにも、まずは子供達がワクワクするような仕掛けを授業やホームルームで伝えなければいけないと再認識。そのためにも、チャレンジし続ける大人であり続けよう。
Posted by ブクログ
ティーチフォーアメリカをベースにした事業の話。著者の体験談を中心に教育に対する熱意が伝わってくる一冊。教育論かと思いきや、立ち上げまでのサクセスストーリーや苦労話が多く、期待していた内容から少しずれた。