ジェフリー・ユージェニデスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読むのは2度目だけれど映画は未鑑賞。
両親、特に母親からの抑圧がとてもあるのに加えて、姉妹を外から眺めて賞賛する「僕ら」にも失望してたんじゃないかと思いました。セシリアの未遂の時点ならもしかすると留められたかもしれないのになぁ。
男子側の視点過ぎました。この年齢の男子だったことがないのでちょっとわからない。。姉妹のこと何でも知ろうとするけど、直接向き合ってた人はあまり居ない。僕らのうちの誰も、姉妹を本気でこの環境から連れ出そうとする気概がない。ミセズ・リスボンの妨害なんてなんのそのでは…と思うけど、この時代の保守的な街では仕方ないかとも思いました。学生だし親の言う事は聞いとかないと。。
映画はソフィア・コッポラ監督で女性目線での制作だから原作より寄り添えるかも…と、ますます観たくなりました。 -
Posted by ブクログ
読んでいるうちにどんどん息苦しくなってきて、どうしても長時間通しで読むことができませんでした。
細切れに読んでは休み、読んでは休み。
次々に自殺したというわけではなく、最初に末の妹が自殺し、その後残された姉妹たちが何とか自分たちの置かれた状況を打破しようとしたけれどそれはならず、最後に手段は別々でも同時に自殺したんだと思う。
環境に適応できなかったのは五人姉妹ではなく、親のほうだったのだと思うのだが、危険の多い世の中に子どもを送り出す不安は私にもわかる。
できることならば目の届くところにずっと子どもをおいておきたい。
でもそれはできないことでしょう?
出来ないことと、普通はあきらめるでしょう?
必要最低限の人間関係しか認めない。
家族のなかだけで完結しようとする両親。特に母親。
ボーイフレンドどころか、女の子の友だちもいない娘たち。
男の子に対する興味はあるけれど、デートの仕方も分からない、お洒落の仕方も分からない。
とりあえず家にいさえすればいいのか、家でお酒を飲みタバコを吸う少女たち。
そして外の世界に憧れる。
最初は見知らぬ世間に対する恐怖と嫌悪だったのかもしれない。
内側に内側にと向かう母の心は、最後は生きることへの無気力?無関心?あきらめ?みたいな感じになっていって、父親は職を失い、子どもたちは学校をやめさせられ、買い物に行くことも家のなかを片付けることも食事を作ることもしなくなる家族。
物はくさり家具は焚きつけになり。
「ここから連れ出して」というSOSは、結局自分たちの絶望に踏みにじられたのだろう。
少女たちは彼女たちを連れ出しに来た近所の少年たちの気配を感じながら死んでいったのだから。
世の中に希望を持てない、そういう時代だったのかもしれない。
親の束縛が堪えられない、そういう年頃だったのは確かにそうだ。
だけど、ではそういう子どもたちがみな自殺を企てるかというと、もちろんそんなわけはなく。
私はただ、リズボン家の孤立した、廃頽した家の空気がたまらなく堪えがたかった。