エドワード・アーディゾーニのレビュー一覧

  • ハヤ号セイ川をいく

    Posted by ブクログ

    夏の川。古い舟。秘密の場所。
    そして、宝探し。

    もうね、こういう物語に弱いんですよ…
     

    『ハヤ号セイ川をいく』フィリパ・ピアス

    フィリパ・ピアスさんは、今回が初読みです。

    『トムは真夜中の庭で』の作家さん。
    ずっと名前は知っていたけれど、
    なかなか読む機会がなくて。

    今回ようやく手に取ってみたのですが、
    イギリスの田園や川辺の情景が本当に美しい…!

    草の匂い。水のきらめき。
    古い家々。静かな川の流れ。ゆったりとした時間。

    読んでいると、
    湿った風や夏の光まで感じられるみたい。
    いつの間にか心はイギリスに飛んでいました。

    ✧

    少年たちがひと夏のあいだに挑む宝探し。

    デイヴィッドとアダムは、古いカヌー<ハヤ号>に乗って、
    アダムの家に伝わる謎めいた詩を手がかりに
    セイ川を進みながら、隠された宝を探します。

    こういう子どもたちだけの夏の冒険って、
    どうしてこんなに胸が締め付けられるのかな。

    大人になってから読むと、
    「もう戻れない時間」だからこそ、
    ノスタルジーを感じてしまうのかもしれない。

    ✧

    『スタンド・バイ・ミー』みたいな、
    少年たちのひと夏の冒険や友情が好きな人には
    きっと刺さると思います。

    ただしこちらは、もう少し穏やか。
    英国らしく、行間からふわりと川と緑の匂いがする。

    宝を探す物語なのだけれど、
    読み終えて一番心に残っているのは、宝物よりも、
    あの夏とあの川の思い出。そして一緒に冒険した友だち。

    そういうもののほうが、
    ずっと後々まで心に残るのかもしれません。

    この静かで美しい空気感、かなり好きでした。
    夏が恋しくなる、ほんのり切なくて優しい物語です。

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    2026年10月24日
  • ハヤ号セイ川をいく

    Posted by ブクログ

    ひと夏の2人の少年たちの冒険記。
    緑豊かな自然とカヌーのハヤ号に乗り
    財宝のありかを推理するストーリー。
    財宝とヒントとなる詩。なかなか答えがでなくて苛立ち 諦め そしてまた前進する2人。
    今はすぐに答えが出る時代だけれど こういう
    アナログな時代が実は豊かな時間だったんだろうな

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    2026年05月16日