カミーユ・ド・ペレッティのレビュー一覧

  • クリムトの盗まれた女

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    面白かった!時間軸と語り部が頻繁に変わるので、登場人物をメモしながら読み進めた。気になった箇所に戻って読み返したりしていたから時間がかかったけど、その分満足度がすごく高い。長い時間軸の中で当時の時代背景も分かりやすく、翻訳の読みやすさも相まって没頭できた。
    徐々に真実が明かされていく過程で何度も驚かされて、今まで読んだミステリーとはまた違う魅力を感じた。クリムトの実在する絵画の歴史を題材にしたのも秀逸で、史実と物語が絡み合う構成に引き込まれる一冊だった。

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    2026年09月25日
  • クリムトの盗まれた女

    Posted by ブクログ

    おおおおおもしろかった!クリムトの絵画を巡る珍奇な史実を下絵にしてモデルの女性は誰かを追う話かと思いきやミステリーには括れない凝った構成の血縁関係を巡る100年物語。時代と人物があちこち飛ぶし、1/3くらいでつながりは見えちゃうけど、リーダビリティがすごくて飽きずに一気に読んだ。絢爛と退廃のウィーンやWWI下のヨーロッパの雰囲気とか、アメリカの大恐慌、禁酒法時代、テックバブルが飛ぶ直前の浮かれた経済と何でもあり的な時代背景も、人物たちの偶然みたいな運命に現実味を出してる。読後に絵をみたらほんとにホクロがあった。細部に凝ってるなあ

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    2026年09月21日
  • クリムトの盗まれた女

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    グスタフ・クリムトの実際の絵画も塗り直しがされていたという謎や盗まれて20年以上たった時に無傷で見つかったという事実を元に創作されたアートミステリー。時代や視点が目まぐるしくかわるので、初めは面食らい、何度も確認しながら読みすすみましたが、海外作品ながら絶妙な自然な訳でもあり、いつの間にかストレスなく読み進みかなり楽しめました。

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    2026年09月19日
  • クリムトの盗まれた女

    Posted by ブクログ

    現時点で今年読んだ本の上位に来る作品だった。
    「婦人の肖像」に関する少しの事実からこれだけのフィクションが生み出されるとは!

    構成も巧みで、徐々に明かされる秘密にページを繰る手が止まらなかった。
    投資と靴磨きの少年。知っている人はニヤリとする話が初っ端から出てきて、掴みまで最高。

    海外作品であることを忘れるくらい自然な訳で読みやすい。翻訳ものが得意じゃない人もぜひ読んでみて欲しい。
    人物相関図を書きながら読むのをおすすめする。

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    2026年08月07日