サマンサハーヴィーのレビュー一覧

  • オービタル ―ある一日の16回の夜明け―

    Posted by ブクログ

    26年5月に創刊されたハヤカワプラスから、第二回目の配本となった作品。
    眼下を猛スピードで過ぎ去る地球の景色と、宇宙で業務を続けながら生活を模索する飛行士たちとの対比。地球から切り離された感覚と、地球を内包する宇宙との一体感を何度も重ねる中で、静かに進み動く彼らの心。
    著者が目指したという’スペースパストラル’(宇宙の田園詩)以外に、たしかに表現する言葉が見つからない新しさ。

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    2026年08月10日
  • オービタル ―ある一日の16回の夜明け―

    Posted by ブクログ

    地球の上空400kmにある宇宙ステーション。そこに滞在し、様々な観測や実験を行っている6人の宇宙飛行士たちの姿を描いた作品だ。彼らの国籍はアメリカ、日本、イギリス、イタリア、そしてロシアが2人だ。ステーションは90分で地球を一周する。
    大きな出来事は何も起きない。彼らにとって当たり前の1日がただ描かれている。巨大な台風が発生しても写真とデータを送ることしかできない。
    宇宙から地球を眺めたとき、そこに国境は存在しない。国も人種も関係なく、地球という母なる惑星を外から見つめるだけだ。
    2024年度ブッカー賞受賞作。

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    2026年08月09日