アントニイバージェスのレビュー一覧

  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    人は自由意志で変われるのか、変われないのか。
    この問いに決着をつけるのは難しそうだが、本作と映画版での結末は異なっている。

    原作を読んで驚いたのは、アレックスの暴力の質だった。そこにやむを得なさはほとんどなく、ただ快楽のために行われているように見える。映画を観たときには、スタンリー・キューブリックの映像や演出の印象が強く、無理矢理矯正される彼をどこか可哀想に感じていたが、その見方が揺らいだ。

    小説では、最終的にアレックスは自らの意思で変化の兆しを見せる。だが、被害者にはそもそも選択肢がなかったのではないかと思うと、そのめでたし、的な結末にどこか納得しきれない。

    無理やり矯正された善よりも

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    2026年04月20日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    善悪と自由意志、大人になること、若気の至りにしてはやってることが酷すぎて許されるものではないと思った。

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    2025年12月28日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    ロシア語?版ルー大柴みたいなスラングで主人公アレックスが語る、暴力に満ちた荒れた雰囲気に圧倒されました。これがSF?と思っていたんですが、矯正院に入れられて以降は納得のSFで、前半の激しい暴力との対比が際立っていました。暴力を考えると気分が悪くなるように矯正されることで、結果的に選択の出来ない「善良」な人になってしまう…。アレックスが出院後大怪我を負うことで「元通り」に戻る展開は、人間の本質は変わらないということを表しているのかと考えさせられます。

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    2025年12月22日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    有名なキューブリック映画の原作小説。実はまだ読んでなかった。

    自由意志のお話し。

    悪人には悪事をはたらく自由があるのか?

    意見が分かれる最終章だけど、個人的には無くてもいいかな、と思う。

    ハラショーな小説だったわ

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    2025年04月14日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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     毎日が退屈な十五歳のアレックスの唯一の気晴らしは暴力だった。しかし、アレックスは警察に捕まってしまいます。そこでアレックスはある話を持ちかけられます。大幅な刑期の短縮の代わりにある実験の被験者となることです。
     一時期は放送禁止となった映画の原作ということで過激な表現が多かったですがユニークで実にハラショーでした!

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    2024年10月03日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    高一!
    中二の時に、この本をリクエストして却下されたのが思い出!
    1984より、こっちのが好きかな!ラストが!

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    2024年06月11日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    暴力が正当化されたと思ってしまうほどの超暴力讃歌。読み始めはクレイジーな文体に少々戸惑ったが、徐々に体が慣れていき、ついには自分もハラショーなロゴスが口をついて出てきてしまうまでになってしまった。内容に関しては深く考えさせらる。青春期特有の反抗心や無意味な暴力は自然状態であり、強制せずとも収まるものなのかもしれないが、かといって放置していいものか。個人の自由と公共の福祉を守るための法律。この二者の相克は人類永遠の課題であるように思われる。

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    2024年01月27日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    20世紀の名作に選ばれてる本という事で読みましたが、時代や国の違いは感じるけど今の日本の若者にも通ずることだなぁと思った。最後の部分が切り取られてる物もあるらしいが、最後の章があるのは作者の優しさというか、自己満小説では無い所が読み続けられる秘訣なのかなと思った。何事も経験してみないとわからない事ばかりで、過ぎ去ればなんであんな事…と思う事もあるなぁと、若気の至りを思い出した。

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    2023年08月17日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    スラング的な表現が多く、脳内混乱。物語の展開上、前段の非道なシーンは必要なのだと思うものの、読むのはちょっとしんどい。しかし、この混乱が狙いなのかもしれない。研究所の人たちが話す普通の言葉は、読みやすく理解しやすい一方で「平坦で面白味のない言葉」に思えたのも相対性のなせることなのか。

    主人公に対して最初は「すごくイヤダ~」という距離を置きたい感が強かったのが、研究対象にされてしまうあたりはちょっと同情する気持ちが出てくる。悪い人に対して、もっと悪い人や権力の強い人が出てくると、相対的に最初の悪い人に対しての感情が薄くなるような気がします。小説でも、ドラマや映画でも。 悪いことの事実は変わらな

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    2023年04月25日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    大昔に映画で見て、なんだか訳がわからず、そのまま忘れてしまっていた。
    『ビブリア古書堂』で、この本には完全版とそうでないモノの2種類があると知り驚いた。
    たまたま知恩寺の古本市で見つけ、何か不思議な縁を感じ購入。
    私は、完全版の方がエンディングにはいいような気がする。

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    2022年11月03日