アントニイバージェスのレビュー一覧
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ネタバレボルシービズムニーマルチックがドルーグたちとベックのガリバーやリッツォをトルチョクしてクロビーまみれにさせたりする小説。
たぶん一回読んだことあるけど、まるで覚えてなかったのでたまにデジャヴ的な「ん?ここ読んだことあるような…」を感じながらもそこそこ面白く読んだ。トルチョックという単語、なんかのマンガとかで見た覚えがあるような… 調べてもわからなかった。
序盤は毎回ルビが振ってある謎の用語が頻発するのに首を傾げるのだが、途中からなんかそういう世界なんだなと気にならなくなってくる。でも途中までは直訳感もある、変わった翻訳だなぁと思ってはいた。
前半はアレックスと仲間たちが暴れまわり、暴力描 -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの物語は、単にクレイジーな物語ではなく、ヒューマンドラマである。
強盗、レ○プ、殺人等々あらゆる卑劣な犯罪を犯した少年が仲間に裏切られ、逮捕され矯正される話。
自由と選択、善と悪、若さと老いについてとても考えさせられた。
特に釈放されてからの世間の扱いと裏切りには因果応報とは思いつつも前半よりも残酷に思えた。
家族に拒否されたシーンでアレックス(主人公)が吐いた捨て台詞は胸が締め付けられ、ある種の共感を覚えた。
アレックスは時折読み手を「兄弟」と呼ぶが、物語が進むにつれて、縋るような呼びかけに変化していて悲しかった。
いずれにしろ、映画より原作をまず読んだほうが良いと思える作品である。
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Posted by ブクログ
ネタバレ■評価
★★★★☆
■感想
◯これはかなり人を選ぶ本だと思った。
◯だけど、個人的にはめちゃくちゃ面白かった。 合わない人は冒頭20ページで気分悪く なって読めなくなると思う。ちなみに140ページぐらいその調子なので早期リタイアも正解だと思う。
■作品概要
⚫︎15歳の主人公アレックスが、気晴らしに超暴力で暴れ回る。
⚫︎逮捕されて特別な療法で洗脳的に性格矯正される。
⚫︎そして最後は、、、
「超暴力」の内容を文字にすると気分悪くなる人もいると思うので割愛するが、まぁ、一般的な倫理観からはかけ離れてる。 自分とアレックスを同一視することはできそうにないと思って前半読んでた。 で -
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アントニイ・バージェスの長篇。映画もヒットした、世界的に有名な作品。
1962年発行。
十五歳の少年、アレックスは、社会に強い反抗心を持ち、夜な夜な仲間たちとともに街に繰り出しては、強盗・強姦をはたらき、その過程で凄惨な暴力を「善良な人々」に与えていた。
ある日、アレックスは仲間と喧嘩をし、裏切られたことで逮捕される。さらに、強盗に入った家で老婆をはずみで殺してしまう。
これにより長期間刑務所に服役することになり、アレックスは絶望する。
服役後、3年余りが経った頃、アレックスは急に刑務所長に呼び出される。そして、アレックスを更生させるための特別なプログラムを用意したことを告げられる。
そ -
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ネタバレスタンリー・キューブリック監督による映画『時計じかけのオレンジ』の原作。
映画は観たことないが、映画のロゴTシャツやタイトルは聞き馴染みがあったり、アレックスが『雨に唄えば』を歌いながら暴行を加えるシーンは有名で知っていた。
とにかく読みづらい。
ナッドサットと呼ばれる英語にロシア語を混ぜ合わせた架空の言語が終始飛び出してくる。ふりがなはあるのが唯一の救い。
デボーチカ=おんな
ドルーグ=なかま
などなど。
個人的に似ているようで全く違うのだが『アルジャーノンに花束を』の裏側にある様な作品だと思った。
暴力に対して喜びを覚えるアレックスが捕まり、国家の手によって暴行などに対し不快感を抱 -
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ネタバレナッドサット(=ティーンエイジ)の主人公アレックスの語りという形で進むこの話には、多くのグロテスクで暴力的で不快な描写がたくさん出てくる。
しかし前半の気ままに暴力を楽しむ描写があるが、彼がルドヴィコ療法を受けてから経験する仕打ちについて読んだ後では、この前半部分に対する印象は変化して気持ち悪さや不快の感情のほかに羨ましさのようなものが芽生えた。
これは何かに対して純粋に楽しむことや、道徳や倫理といったものに縛られずに羽目を外すことへの憧れなのかもしれない。
読むのには色々な意味で少し疲れたが、アレックスのもつ良くも悪くも子どもらしい純粋さを感じられること(微かに「stand by me」の -
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ネタバレ映画は見たが、ほとんど覚えていない。
冒頭のおじさんをいじめるシーンと、目を無理やり開かされる有名なシーンぐらい。
ナッドサット語という架空の若者スラングで書かれていて、ちょっと読みにくいけど面白い。
不良少年が仲間の裏切りにあって一人だけ刑務所に入れられたところ、暴力をふるえない人間を作るという国家の計画の実験台にされ、釈放された後でまた元通りの不良少年に戻るというのが今までの話で、映画と同じストーリー。
この後に映画にはなかった幻の最終章が追加され、なんと成長して精神的に大人になって自ら不良少年に別れを告げてしまう。
精神をいじって自由意志を失わせるのはよくないし、元に戻ったのはよかっ -
Posted by ブクログ
「ライ麦畑でつかまえて」のホールデン少年が極悪化して、舞台を犯罪都市に変えたような小説だなぁという第一印象。
物語は三部構成となる。
第一部
仲間たちとつるんで、一般人の家に押し入っては強盗・強姦を繰り返す不良グループの筆頭格アレックスは、ある日に老女の家に強盗に押し入った時、老女を殺してしまった上に逃げるのに失敗して逮捕されて監獄送りになってしまう。
第二部
監獄で二年過ごしたアレックス。
ある日同じ牢屋に入った新入りが犯罪自慢してイキっていてウザいので、同じ牢屋の連中とボコボコにぶん殴ったら、あっけなく死んでしまった。
ここでもアレックスが主犯扱いされるが、二週間で釈放さ -
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『兄弟、彼らが何がいったい不良の"原因”かなんて考えこんでるのは、おれにいわせりゃ、まったくのお笑いだ。 "善良”の原因さえよくわかっていないくせに、その反対のことがわかるわけがないだろう?人々が善良だということが、その人々が善良を好むということだとすると、おれは絶対その楽しみを妨害しようなどとは思わないし、また同じことが反対側の場合にもいえる。そして、おれはその反対側を支持しているのだ。』 p62
映画で有名すぎる『時計じかけのオレンジ』。
わたしの中で、大好きな作品というわけではないけれど、強く印象に残り続けている映画には間違いない。
初めてあのエログロバイオレンスな