アントニイバージェスのレビュー一覧

  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    映画も凄かったですが、小説はさらに凄い。映画をみた方でも小説は楽しめます。暴力を楽しむ主人公がどうなるのか、どこに行き着くのかが読みどころです。

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    2025年08月12日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    ボルシービズムニーマルチックがドルーグたちとベックのガリバーやリッツォをトルチョクしてクロビーまみれにさせたりする小説。

    たぶん一回読んだことあるけど、まるで覚えてなかったのでたまにデジャヴ的な「ん?ここ読んだことあるような…」を感じながらもそこそこ面白く読んだ。トルチョックという単語、なんかのマンガとかで見た覚えがあるような… 調べてもわからなかった。

    序盤は毎回ルビが振ってある謎の用語が頻発するのに首を傾げるのだが、途中からなんかそういう世界なんだなと気にならなくなってくる。でも途中までは直訳感もある、変わった翻訳だなぁと思ってはいた。

    前半はアレックスと仲間たちが暴れまわり、暴力描

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    2024年02月06日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    キューブリックの映画で昔見たことあったけど原作は読んだことなかったので読んでみたところハラショーだった

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    2023年05月01日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    この物語は、単にクレイジーな物語ではなく、ヒューマンドラマである。
    強盗、レ○プ、殺人等々あらゆる卑劣な犯罪を犯した少年が仲間に裏切られ、逮捕され矯正される話。
    自由と選択、善と悪、若さと老いについてとても考えさせられた。
    特に釈放されてからの世間の扱いと裏切りには因果応報とは思いつつも前半よりも残酷に思えた。
    家族に拒否されたシーンでアレックス(主人公)が吐いた捨て台詞は胸が締め付けられ、ある種の共感を覚えた。
    アレックスは時折読み手を「兄弟」と呼ぶが、物語が進むにつれて、縋るような呼びかけに変化していて悲しかった。
    いずれにしろ、映画より原作をまず読んだほうが良いと思える作品である。

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    2022年08月13日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    映画版とはラストが異なるので違う解釈で楽しめる。
    無論、キューブリック版の方は風刺たっぷりでインパクト大だがアンソニーバージェスはそのままこの話を青少年の成長の話だと結論付けてるのが面白かった。

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    2022年03月24日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    序盤はアレックスの過激な暴力シーンで隠れてしまっているが、政府に人格を変えられた後に居場所を求めるところをみるとアレックスはやはりれっきとした成長途中の思春期の15歳であると実感する。

    最初、行き過ぎた暴力に嫌悪感を抱いていたが、中盤からなんだかアレックスが憎めなく、可哀想になってくるのはアレックスが語り手として物語が進みそこに自分が感情移入してるからなのだろうか。それとも、政府への嫌悪感、自分の芯をもつアレックスにどこか共感または、感服しているのだろうか。

    それをはっきり言い表せない自分に言語化能力の限界を感じて悔しい。

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    2026年03月07日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    映画は未鑑賞ですが先に本作を読んでみると、驚くほどバイオレンスでスラングだらけでした。
    少年が痛い目を見る、反省、勧善懲悪、これらをちょっと期待してはいたものの、テーマではなさそうですね。
    悪ガキでも品行方正な子どもでも、行き着く先は二番煎じの大人…でしょうか。
    でも、自分の意思で選んだ事から何があっても人は変われるんだよなんて優しいメッセージにも感じました…どっちでもないか(笑)

    最初は嫌悪してたのに、語り口調のおかげでだんだんアレックス君を本物の友達のように錯覚しました。
    本当にハラショーでした!

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    2026年02月04日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    嫌酒薬みたいな暴力の荒療治、結構いいのでは?と思わなくもなかったが。

    「よう、これからどうする?」から始まる物語、何度も繰り返されるこの問いかけと「時計じかけのオレンジ」というタイトルから発光するメッセージがあまりにも強すぎる。自由意志、か……最終章は必要だと思う派かな。

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    2025年10月30日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    実は映画好きにも関わらずまだ見ていない作品
    映画を先に見るか、小説を先に見るかで悩みましたが今回は小説を先に。

    人間本能だけで生きる社会だとどうなるんですかね。幼い頃からちゃんと教育されないとやっぱりみんなこうなるんですかね。

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    2025年10月02日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    あまり近未来の高度管理社会というSF感が前面に出ているわけじゃないが、これはこれで面白かった
    コンプラなしの描写と随所で出てくるクラシックは確かに映画映えしそうだなという感じ
    ソ連を意識してると思うけどもう少しディテールが欲しかった

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    2025年08月02日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    ■評価
    ★★★★☆

    ■感想
    ◯これはかなり人を選ぶ本だと思った。
    ◯だけど、個人的にはめちゃくちゃ面白かった。 合わない人は冒頭20ページで気分悪く なって読めなくなると思う。ちなみに140ページぐらいその調子なので早期リタイアも正解だと思う。

    ■作品概要
    ⚫︎15歳の主人公アレックスが、気晴らしに超暴力で暴れ回る。
    ⚫︎逮捕されて特別な療法で洗脳的に性格矯正される。
    ⚫︎そして最後は、、、
    「超暴力」の内容を文字にすると気分悪くなる人もいると思うので割愛するが、まぁ、一般的な倫理観からはかけ離れてる。 自分とアレックスを同一視することはできそうにないと思って前半読んでた。 で

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    2024年11月26日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    9月の1冊
    主人公目線で書かれている一冊。
    物語が進むにつれてアレックスの中身が変わっていったことに気付く作品だった。ハラショーやブリトバなど聞き馴染みない言葉は豊富に登場したが、彼らの民度が感じられる。
    見方はそれぞれあるように感じるが、僕はアレックスが可哀想に思えた。

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    2024年10月03日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    アントニイ・バージェスの長篇。映画もヒットした、世界的に有名な作品。
    1962年発行。


    十五歳の少年、アレックスは、社会に強い反抗心を持ち、夜な夜な仲間たちとともに街に繰り出しては、強盗・強姦をはたらき、その過程で凄惨な暴力を「善良な人々」に与えていた。
    ある日、アレックスは仲間と喧嘩をし、裏切られたことで逮捕される。さらに、強盗に入った家で老婆をはずみで殺してしまう。
    これにより長期間刑務所に服役することになり、アレックスは絶望する。

    服役後、3年余りが経った頃、アレックスは急に刑務所長に呼び出される。そして、アレックスを更生させるための特別なプログラムを用意したことを告げられる。

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    2024年07月02日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    映画は結構序盤でバイオレンスすぎて断念。したものの、本で再挑戦。面白い!というよりは、」こんなメッセージの伝え方があったか!
    毎日自分に聞いていこう。よう、これからどうする?

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    2024年06月23日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    スタンリー・キューブリックの同名映画の原作で、私も大好きな作品。

    展開は若干の差異はあれど、ほぼ映画の通りに進む。
    ただ、映画のその後まで描かれているのが大きな違いだろう。
    はっきり言って"その後"の有無によって、映画と原作小説とでは物語に対しての感じ方が全く違う。

    だからと言ってどちらかが劣っている訳ではなく、ヴァイオレンス&クライムを芸術的に映像化した映画と、少年の過ちとその代償、そして大人への成長を描いた小説。どちらも人は選ぶが素晴らしい作品なので、興味が湧いたらぜひ一度手に取ってみて欲しい。

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    2024年06月07日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    スタンリー・キューブリック監督による映画『時計じかけのオレンジ』の原作。

    映画は観たことないが、映画のロゴTシャツやタイトルは聞き馴染みがあったり、アレックスが『雨に唄えば』を歌いながら暴行を加えるシーンは有名で知っていた。

    とにかく読みづらい。
    ナッドサットと呼ばれる英語にロシア語を混ぜ合わせた架空の言語が終始飛び出してくる。ふりがなはあるのが唯一の救い。
    デボーチカ=おんな
    ドルーグ=なかま
    などなど。

    個人的に似ているようで全く違うのだが『アルジャーノンに花束を』の裏側にある様な作品だと思った。

    暴力に対して喜びを覚えるアレックスが捕まり、国家の手によって暴行などに対し不快感を抱

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    2023年09月26日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    ナッドサット(=ティーンエイジ)の主人公アレックスの語りという形で進むこの話には、多くのグロテスクで暴力的で不快な描写がたくさん出てくる。
    しかし前半の気ままに暴力を楽しむ描写があるが、彼がルドヴィコ療法を受けてから経験する仕打ちについて読んだ後では、この前半部分に対する印象は変化して気持ち悪さや不快の感情のほかに羨ましさのようなものが芽生えた。
    これは何かに対して純粋に楽しむことや、道徳や倫理といったものに縛られずに羽目を外すことへの憧れなのかもしれない。

    読むのには色々な意味で少し疲れたが、アレックスのもつ良くも悪くも子どもらしい純粋さを感じられること(微かに「stand by me」の

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    2023年07月11日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    ネタバレ

    映画は見たが、ほとんど覚えていない。
    冒頭のおじさんをいじめるシーンと、目を無理やり開かされる有名なシーンぐらい。

    ナッドサット語という架空の若者スラングで書かれていて、ちょっと読みにくいけど面白い。

    不良少年が仲間の裏切りにあって一人だけ刑務所に入れられたところ、暴力をふるえない人間を作るという国家の計画の実験台にされ、釈放された後でまた元通りの不良少年に戻るというのが今までの話で、映画と同じストーリー。
    この後に映画にはなかった幻の最終章が追加され、なんと成長して精神的に大人になって自ら不良少年に別れを告げてしまう。
    精神をいじって自由意志を失わせるのはよくないし、元に戻ったのはよかっ

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    2023年01月22日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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     「ライ麦畑でつかまえて」のホールデン少年が極悪化して、舞台を犯罪都市に変えたような小説だなぁという第一印象。

     物語は三部構成となる。

    第一部
     仲間たちとつるんで、一般人の家に押し入っては強盗・強姦を繰り返す不良グループの筆頭格アレックスは、ある日に老女の家に強盗に押し入った時、老女を殺してしまった上に逃げるのに失敗して逮捕されて監獄送りになってしまう。

    第二部
     監獄で二年過ごしたアレックス。
     ある日同じ牢屋に入った新入りが犯罪自慢してイキっていてウザいので、同じ牢屋の連中とボコボコにぶん殴ったら、あっけなく死んでしまった。
     ここでもアレックスが主犯扱いされるが、二週間で釈放さ

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    2022年08月28日
  • 時計じかけのオレンジ〔完全版〕

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    『兄弟、彼らが何がいったい不良の"原因”かなんて考えこんでるのは、おれにいわせりゃ、まったくのお笑いだ。 "善良”の原因さえよくわかっていないくせに、その反対のことがわかるわけがないだろう?人々が善良だということが、その人々が善良を好むということだとすると、おれは絶対その楽しみを妨害しようなどとは思わないし、また同じことが反対側の場合にもいえる。そして、おれはその反対側を支持しているのだ。』 p62

    映画で有名すぎる『時計じかけのオレンジ』。
    わたしの中で、大好きな作品というわけではないけれど、強く印象に残り続けている映画には間違いない。
    初めてあのエログロバイオレンスな

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    2026年05月02日