高橋宣勝のレビュー一覧

  • 奇怪動物百科〔新版〕

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    科学が未発達だった時代に信じられていた、竜や巨人などの摩訶不思議な生物の伝説や伝承をまとめた博物誌。

    身近な動物から植物ヒツジ、グリフォンなど空想生物までの奇妙な図版。当時の人々が抱いていた、謎や神秘への豊かな想像力の力たっぷりです。

    古い文献の引用が多く少し学術的な手触りもあるけれど、科学が確立する前の世界がいかに不思議に満ちていたかが伝わってくる。
    現代の常識から離れ、かつての奇怪な生き物たちのロマンに浸りたいときに。

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    2026年10月09日
  • 奇怪動物百科〔新版〕

    Posted by ブクログ

    日本において妖怪が割と新しい概念であるように、近代以前の欧州でもユニコーンもツバメもワニも生態が伝え聞かれる謎の生物だったのだな、としみじみした。古今東西巨人を倒す話は色々あるけど聖書なんかに出てくる古代の人達って計算してみるとだいたい巨人よね、って話を思い出してフフッってなっている。古代人、やたらでかいしやたら長生きね。
    世に怪物図鑑は沢山出版されているけど、これは著者の19世紀ならではの語りが良い。古代人中世人を馬鹿にするでもなく讃えるでもなく、語り手達の語りに時折ツッコミを入れながら話を転がしていく様に心地よく読めた。

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    2026年08月04日
  • 奇怪動物百科〔新版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今だったら「そんな動物いるの?」と疑問に思ったりしても
    ネットで検索したらすぐわかることが多い。

    ネットなどない時代
    本やら噂話、実際に見たという人から話を聞く
    などして、いろいろとそりゃーもう大変だったに違いない。

    なかなか面白い読書時間となった。

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    2026年10月03日
  • 奇怪動物百科〔新版〕

    Posted by ブクログ

    遥か過去、世界には奇妙な動物がいたと信じられていた。
    知識人や冒険家、旅行者たちがもたらした幻獣や怪物たちの
    知識を多数の図版とともに収録。これらはファンタジーの源流。
    ・はしがき
    100以上の奇怪動物についての記述
    ・訳者あとがき ・解説/山本貴光
    人名解説、動物名索引有り。

    聖書や神話、伝承に現れる、奇怪な動物。
    ヘロドトス、プリニウス、アリストテレスなどの知識人が
    信じ記述した、奇怪な動物。
    マルコ・ポーロなどの実際に旅行した者が著した旅行記に
    記述された、奇怪な動物。
    架空かもしれない著者による『ジョン・マンデヴィル卿の
    海と陸の旅行記』などに登場する、奇怪な動物。
    これは19世紀の語学に堪能な文献収集家が、こんな動物が
    いるらしいとか、こんな生態らしいとかの、
    過去のその当時の伝聞や噂をまとめた動物百科。
    真実と空想のごった煮が次から次へと出現する困惑と、
    著者による多くの奇妙キテレツな図版が脳内を混乱させる。
    ケンタウロス、植物ヒツジ、グリフォン、人魚、
    クラーケン、ワームとドラゴンなどの想像力バツグンの
    当時は信じられた架空の奇怪な動物が紹介される一方で、
    犬、猫、熊、馬、ツバメ、蛇などの身近にいてもそれほど
    生態は知られていない動物も掲載されている。
    何というか・・・人間や類人猿、猿などの記述は面白かった。

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    2026年07月27日