篠原勝弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かったですね。カンボジアというと、アンコールワットの存在や隣国タイとの紛争が絶えないくらいの知識しか無かったですが、ポル・ポト時代の凄惨な過去から外国資本を受け入れながら成長を続ける力強い国を、大使という立場で描かれた、大変分かりやすい書籍です。
ベトナムやタイとの隣国との狭間で挟まれ萎縮してきた過去、ポル・ポト時代の暗黒期、カンボジア人は自国の歴史に誇りを持てない民族との事です。
だからこそ、カンボジア支援は、中国との援助競争という文脈で語るのでなく、日本は何十年先も見据えてしっかりと支援をして人格的な協力者にならなくてはならないという筆者のコメントにはグッときました。