深澤献のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アメリカのイランへの攻撃によってホルムズ海峡が閉鎖されたことで、改めてエネルギーの中東依存が露わになった。オイルショック以降、日本は備蓄を進めてきたため、影響をある程度コントロールできたように思う。それでもやはり日本は資源のない国だなとつくづく思い知らされる。
戦後復興がままならない時に油田開発に挑み日本の泣き所と言える石油の獲得に尽力した山下太郎を知る人は多くない。ヤマ師と揶揄されながらも信念を貫き誠意を忘れずに数々の事業を興した。彼を支える周りも中山素平や小林中などと豪華でまさに綺羅、星のごとくである。
マスコミ紙面は日本の衰退を指摘する記事で溢れている。斜に構えてインテリぶるジャーナ -
Posted by ブクログ
題材はいいがもう一声というのが感想。
題材を元に小説として再構築すれば、最後の海賊に匹敵する名作になる。
個々の事象は良く調べているのが伝わる。それ故にノンフィクション自伝とするのか事実に基付いたフィクションにするのか決めかねたように感じられた。
事実部分を繋げて見れば自伝のような趣きもある。
前半部分はファクトを詰め込み過ぎて、流れを阻害している感じがする。戦中の政治史の流れは細かい事実までは必要ない。事実に基付いたフィクションとしているのであれば、事実関係は簡潔にしても問題ないはずである。
ラストのところは逆にフィクションを入れ込みドラマ性を重要視してもいいと思う。勝手に自分の中では石油発