ジョセフ・ジェベリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
脳が休息しているときに、デフォルトモードネットワーク(DMN)が働いているという認識だったのですが、DMNが働くことで、脳が休まるだけでなく、創造性が増す、認知症になりにくくなるなど、他にも脳に良いことが起こることを知りました。また、休息だけではなく、睡眠や運動でもDMNが働いて頭の働きがよくなることも、この本を読んで知ることができました。私は、運動量を一時期増やしましたが疲れが徐々に溜まってきて、睡眠時間が異常に増えて運動量を減らす羽目になったので、これからの研究でこういうことが起こる原因もわかればいいなとも思っています。
この本はボリュームたっぷりです。読んでいると前に書いてあったことを忘れて最終的にあまり内容を覚えていないということを防ごうと考えたのか、エピローグに大事なことを要約して書かれています。ありがたい配慮だと感謝して読み終えることができました。 -
Posted by ブクログ
働き過ぎる人にとって休息がいかに大切かを教えてくれる
何と睡眠や休息中に脳は活発に働き
頭の整理をしてくれるそして脳は大きくなる
睡眠は10時間くらい必要みたい
昼寝も30分程度
そういえば会社でも昼寝時間を確保してくれるところもニュースであったな
その方が仕事の効率が上がるらしい
適度な運動とぼんやりタイム遊びも必要みたい
自然の中に身を置く事も
森林浴は確かに心身ともにスッキリする
長野県の赤沢美林の木の香りを思い出した
若い頃は5時間程度しか寝てなかった
何とかやれるものだと思っていたけど
やっぱり心と身体に悪い事だった
仕事を離れた今
しっかり寝て運動して土に触れて
生きていこう
-
Posted by ブクログ
「何もしない時間」は無駄ではなく、脳を休ませ、考えを整理し、創造性を高めるための大切な時間。常に何かをするのではなく、あえて余白をつくることの価値を考えさせられた。
1. 「ボーッとすること」は脳の手抜きではない
本書の最大の魅力は、「なにもしない時間(ぼんやりする時間)」が単なる怠惰や手抜きではなく、脳にとって高度で不可欠な活動領域であることを科学的に解き明かしている点です。何もしていないとき、脳内ではデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という神経回路が活発に働いています。この状態こそが、過去の記憶を整理し、自分自身を見つめ直し、予期せぬ「閃き」を生み出す土壌になっているという事実にハッとさせられた。
2. 効率主義と「タイパ」への強いカウンター
私たちは日々、スケジュールを埋めることやタイムパフォーマンス(タイパ)を高めることに追われがちです。しかし著者は、刺激に溢れた現代の生活が脳をいかに過熱させ、クリエイティビティや感情の安定を奪っているかを指摘します。スマホを置いてただ景色を眺めたり、散歩をしたりする「無駄に見える時間」こそが、実は脳のリカバリーと長期的な生産性に最も必要な投資なのだと深く納得した。
3. 明日から実践できる「積極的な何もしない」
読後に残るのは、「もっと休んでもいいんだ」という前向きな許可と安心感です。ただ「休め」と言われても罪悪感を抱いてしまう現代人にとって、脳科学に基づいたエビデンスは強力な言い訳(そして正当な理由)になってくれます。日常の中にあえて「空白の時間」を予定として組み込みたくなる一冊。