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樺沢紫苑氏 絶賛!
\「休むこと」は、最高の脳の戦略である/
なぜ、散歩中にひらめくのか?
なぜ、ぼんやりするほど脳が冴えてくるのか?
なぜ、何もしないことで集中力と創造性を取り戻せるのか?
その答えは、
“休息時”に働く、脳の隠れた機能にあった。
現代人は、働きすぎている。
メール、会議、SNS、
終わりのない煩雑な仕事の処理……。
私たちの脳はつねに「集中モード」を強いられ、
気づかぬうちに疲弊している。
しかし、最新の神経科学は、
驚くべき事実を明らかにした。
脳は、「何もしていないとき」にこそ、
・記憶を整理し
・感情を回復し
・創造性を育て
・人生を変えるアイデアを生み出している
本書では、神経科学者である著者が、
世界最先端の研究と自身の体験をもとに、
・なぜ、「ぼんやりする時間」が創造性を高めるのか
・なぜ、自然の中では脳が回復するのか
・なぜ、ひとりの時間が認知能力を強くするのか
・なぜ、睡眠が脳を修復するのか
・なぜ、遊びや運動が脳を鍛えるのか
・なぜ「何もしない時間」が人生を整えるのか
を、豊富な神経科学の研究とともに解き明かしていく。
さらに、
・海馬
・前頭前皮質
・扁桃体
・デフォルトモード・ネットワーク(DMN)
など、脳の重要な部位がどのように働き、
私たちの思考、感情、集中力、
幸福感に影響を与えているのかを、
具体的なエピソードとともに、
驚くほどわかりやすく紹介。
「脳科学なのに圧倒的に読みやすい」
「読みながら、自分の人生を変えたくなる」
そんな知的興奮と実用性を兼ね備えた一冊。
さらに本書では、
・なぜ、過労は脳を壊すのか
・なぜ、現代人は休めなくなったのか
・なぜ、“生産性の罪悪感”を抱えてしまうのか
・なぜ、休むほどパフォーマンスが上がるのか
についても、世界最先端の研究をもとに解説する。
休息は、怠惰ではない。それは、
脳の機能を最大限に引き出し、
創造性・集中力・幸福感を取り戻すための
「積極的な技術」なのである。
仕事、創造性、人間関係、メンタルヘルス――。
疲れ切った脳を回復させ、
本来の力を取り戻したいすべての人へ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
脳が休息しているときに、デフォルトモードネットワーク(DMN)が働いているという認識だったのですが、DMNが働くことで、脳が休まるだけでなく、創造性が増す、認知症になりにくくなるなど、他にも脳に良いことが起こることを知りました。また、休息だけではなく、睡眠や運動でもDMNが働いて頭の働きがよくなることも、この本を読んで知ることができました。私は、運動量を一時期増やしましたが疲れが徐々に溜まってきて、睡眠時間が異常に増えて運動量を減らす羽目になったので、これからの研究でこういうことが起こる原因もわかればいいなとも思っています。
この本はボリュームたっぷりです。読んでいると前に書いてあったことを忘れて最終的にあまり内容を覚えていないということを防ごうと考えたのか、エピローグに大事なことを要約して書かれています。ありがたい配慮だと感謝して読み終えることができました。
Posted by ブクログ
働き過ぎる人にとって休息がいかに大切かを教えてくれる
何と睡眠や休息中に脳は活発に働き
頭の整理をしてくれるそして脳は大きくなる
睡眠は10時間くらい必要みたい
昼寝も30分程度
そういえば会社でも昼寝時間を確保してくれるところもニュースであったな
その方が仕事の効率が上がるらしい
適度な運動とぼんやりタイム遊びも必要みたい
自然の中に身を置く事も
森林浴は確かに心身ともにスッキリする
長野県の赤沢美林の木の香りを思い出した
若い頃は5時間程度しか寝てなかった
何とかやれるものだと思っていたけど
やっぱり心と身体に悪い事だった
仕事を離れた今
しっかり寝て運動して土に触れて
生きていこう
Posted by ブクログ
■ 何もしない時間の本質
本書から得た最大の学びは、何もしていない時間を単なる無駄と捉える必要はないということだ。目の前の課題から注意を離していても、記憶を振り返り、未来を思い描き、経験を結びつける思考は続いている。ぼんやり過ごす時間は、考えを整理し、心に余白を生む機会となり得る。ただし、休息にまで成果や効率を求めすぎれば、かえって自由な時間が失われてしまう。
■ 集中する時間、集中を解く時間
集中することと、何もしないことは対立しない。複雑な課題には注意を向け、行き詰まったときにはいったん離れ、別の視点から考え直す。この切り替えが重要なのだと思う。集中力を高める方法ばかり追求してきたが、今後は意識的に集中を解く時間も設けたい。休むことを怠慢ではなく、持続的に健やかに活動するための生活の一部として位置づける。
■ マルチタスクと認知的な負担
本書の指摘は、以前学んだマルチタスクの問題とも重なる。電話、メール、チャットなどによって作業が中断されると、前の仕事への意識が残り、次の仕事への集中が妨げられる。対応件数だけでなく、切り替えの頻度そのものが疲労につながる。日々の業務では、似た仕事をまとめ、判断や資料作成などは静かな時間帯に配置したい。無音のノイズキャンセリングも、外部刺激を減らすための実用的な手段となる。
■ 自然の中で注意を休ませる
森林浴や自然環境の効果を扱う章は、生活を見直すきっかけになった。都会の騒音や絶え間ない情報から離れ、木々の揺れや風、鳥の声に触れる時間には、注意の回復や気分転換が期待できる。実践面では、昼休みの食事を工夫し、近くの公園を20〜30分ほど歩く時間を確保する。遠出できない日も、小さな環境転換を積み重ねたい。
■ 一人時間は量より質
一人でいる時間が長ければ、それだけで心が休まるわけではない。重要なのは、他人の期待や即答の圧力から距離を置き、自分の意思で時間の使い方を決められることだ。静かな場所で10分ほど過ごす、通信機器から離れる、一人で散歩する、感情や経験を振り返る。こうした意識的な一人時間を日常に組み込みたい。ただし、静寂を味わう最中に「今、回復できているか」と確認し続ける必要はない。
■ 睡眠・遊び・運動の効用
後半の睡眠、遊び、運動については、これまでの知識や実践と重なる部分が多く、目新しさは少なかった。十分な睡眠を確保し、楽しいことに没頭し、身体を動かすことは、心身を整える基本となる。遊びは能力向上の手段である以前に、純粋に楽しむこと自体に価値がある。
■ ランニングと思考の外部化
自分にとってランニングは、健康維持に加え、精神的な疲労をほぐす大切な時間でもある。20〜30分ほど走ると頭が澄み、心が軽くなる感覚がある。走りながら懸案事項の解決策が自然に浮かぶことも多い。その着想を言葉にして外部に記録すると、頭の中で抱え続ける必要がなくなり、さらに気持ちが軽くなる。休むためには、時間を空けるだけでなく、未完了の課題をいったん安心して手放せる状態を作ることも重要だ。
■ 本書への評価と今後の実践
著者や研究者のエピソード、実験の詳述が多く、比較的単純な結論にたどり着くまでが冗長に感じられた。また、多くの効用を特定の脳の働きに結びつける論法には、やや偏りも感じる。それでも、休息の捉え方を広げてくれた意義は大きい。朝は集中して仕事に取り組み、昼は自然に触れ、日常には静かな一人時間を設け、休日は運動や趣味を楽しむ。何もしない時間を「生産性のための投資」に限定せず、自分の幸福のために守っていきたい。
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