岡崎勝世のレビュー一覧

  • 聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か
    聖書の記述に基づいて書かれた「普遍史(Universal History)」はいつから「世界史(World History)」となったのか。年代学そのものの歴史を辿る。それは、ヨーロッパの人々が世界をどう理解してきたかを辿るということ。
    ローマ期には、"人類史6,000年間"の観念が定着し、年代には...続きを読む
  • 科学vs.キリスト教 世界史の転換
    高校時代世界史の授業でデカルトの「神の存在証明」の話を聞いた時、解析幾何の創始者でもある第一級の科学者でありながら、なんでそんな「ありもしない」ことにこだわり続けたのか、不思議でしょうがなかった。この本は、そんなデカルトどころではなく、大昔から、いかにキリスト教の教義と、発展してゆく科学の知見とを、...続きを読む
  • 聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か
    テーマは、誰でも一度はふっと興味が湧く事柄です。
    でも読み物としてはちょっと退屈でした。
    中国の歴史が聖書よりも古いので西欧の人たちは困り果てた、というあたりの話が面白かった。
  • 聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か
    なぜこの本を買ったのか、読みながら不思議になってしまった。思い返してみると「キリスト教史」「神学史」を知りたくて数冊買ったうちの一冊だった。しかし、自分の目論見と別に、キリスト教がどういうふうに聖書に基づいて世界史を取り込んだか、のようなことが書かれていて、正直「別に」という感じだった。この書自体の...続きを読む
  • 世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで
     ヨーロッパ世界が世界史を著す過程について論じた本。著者の前著『聖書vs世界史』よりも一般向けの内容となっている。

     古代には”アジア”、”ヨーロッパ”、”リビア”(アフリカ)という世界の三区分(ヘロドトス)、「人間の本性が同じである限り、過去に起きたことはまた将来にいつか起きる」という円環的な...続きを読む
  • 聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か
    聖書の出来事がいつ起こったかをつきとめる年代学についての話。ヨーロッパの人々がこんなに必死になって解釈しようとする聖書という存在に驚いた。
  • 世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで
    ヘロドトスからウォーラーステインと書いてあるのに、ウォーラーステインは数行だけでした。
    世界史ではなく、世界史解釈の歴史?みたいな本。
    大学生になった世界史の必要性を痛感したために読んだのだけれど……。
    世界史解釈の本ではなく、世界史の本が欲しいです(笑)世界史分かってないと分からないです。
    やっぱ...続きを読む