ウィニー・ガイラーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小さい魔女は、大きい魔女たちのお祭り「ワルプルギスの夜」に参加したくて、魔法の修行に励む。小さい魔女の相棒であるカラスのアブラクサスの助言に助けられながら、小さい魔女は、よい魔女になれるように、魔法の力を困っている人や動物のために使っていく。
小さい魔女が「よい魔女」になろうと、困っている人や動物たちを助けるために魔法を使うところに好感がもてる。でも、困らせている人には容赦ない。とはいえ、やりすぎないから安心できる。
小さい魔女の使うたくさんの魔法が楽しく、子どもはウキウキしながら読めるだろう。個人的には、思っているのと反対のことを言わせる魔法が特に楽しかった。
いちばん好きな登場人物は、小さい魔女のよき助言者、カラスのアブラクサス。いつも小さい魔女と一緒にいたがっているところが可愛い。2人の会話はいつも温かくて微笑ましいんだよなー。アブラクサスは、魔女をよい魔女になれるように導くし、どんな魔法を使えばいいか魔女に気づかせたりもする。小さい魔女が成長していけるのは、アブラクサスがいるから。
物語の後半には逆に、小さい魔女がアブラクサスを助けたり、アブラクサスには考えつかない方法で問題を解決したりする。そんなふうに、アブラクサスとの関係性の変化から魔女の成長が実感できるところもよかった。
「手はじめにしては、わるくない! どうやら、あんた、いい魔女になる素質があるようだね。」(51) -
Posted by ブクログ
小さい魔女は127才。魔女のなかまではまだ、ひよっこみたいなものです…
大きい魔女たちは、年に一度のイベント「ワルプルギスの夜」に、小さい魔女を参加させてくれない。一人前に扱ってくれないのです。
それでも、こっそりまぎれこんだのですが見つかってしまい、魔女のおかしらに言われます。「もし、来年までによい魔女になっておれば(参加できる)」
そこで、小さい魔女は魔法を使ってどんどん良いことをします。困っている人や動物を助けまくるのです。
けれど、1年後のワルプルギスの夜、とんだ勘違いをしていたことが判明するのです。さて、どうしようか?
物語の大部分を占める人助けの数々も胸をスカッとさせますが、最後のどんでん返しもいいですね -
Posted by ブクログ
ネタバレ小さくて、可愛らしくて、頼りなって、ちょっとヤンチャな小さな魔女のお婆さんの一年間の話!素朴で楽しくて愉快な童話でありながらあっと驚く伏線もはられており読んでいて楽しかった。魔女と相棒の烏アブラクサスのキャラクターもよく二人の掛け合いが楽しかった。
特に好きなのが初回で酷い目にあってからの最後のどんでん返しの結末。まんまと他の魔女を術中にはめ、世界で唯一の魔女として他の魔女達の本と箒を燃やしながらワスプルギスの夜を楽しむ小さな魔女は実に痛快だった!一日七時間もの魔術のお稽古をし、たびたび人のために魔法を実践して鍛えている小さな魔女らしい魔法の本に精通した解決法で、騙されたとはいえこの一年間の他の魔女達に認めらるための練習が意外な形で身を結んでいるのが見ていてこちらも嬉しかった。 -
Posted by ブクログ
最後は頭を抱えてしまったけど。。
とにかく、
ワルプルギスの夜という、魔女たちのお楽しみ、踊り明かす夜に、小さい魔女はまだ小さいから来ては行けないとされていた。
でも、魔女は127さい。毎日6時間も魔法の、勉強をしている。
そこで内緒でワルプルギスの夜へ出かけて、ルンプンペルおばさんに見つかり、告げ口される。
かしらは、来年試験だという。良い魔女になるようにと。
そこからは、小さい魔女のがんパリと言ったらなかったし、つらそうな人を観ると胸が締め付けられそうな優しい魔女になったんだよ!
だのに、魔女会議と来たら!
ま、そこがこの本の面白さなんでしょうねぇ。。 -
Posted by ブクログ
深い森の奥に、まだ百二十七歳の若い魔女が住んでいました。
そそっかしい彼女は魔法を失敗してばかり、呆れるカラスのアブラクサスにこう答えました。
「腹がたってしかたがないからよ!私だってワルプルギスの夜をしたいのに!」
今日は年に一度のワルプルギスの夜、ありとあらゆる魔女達がブロッケン山に集まり大きな火を囲んで踊る日なのです。大きい魔女達は若い彼女の参加を許してはくれませんでしたが、彼女は自分も踊りたくて仕方がありません。
小さい魔女はほうきに飛び乗りました。もちろん行き先はブロッケン山、彼女はこっそり踊りに混じってこっそり帰ってくるつもりなのです。
でも、そんなにうまくいくのでしょうか。
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小学生の頃に一度読んだ物語です。
この小さい魔女は魔女としてはまだ未熟者(と大きい魔女達からは見られている)ですが、めげずに頑張る負けん気の強い魔女、そしてとても気が良く、たくさんの困っている人間達を見つけてはこっそり魔法で助けてあげるのです。彼女の使う魔法は無邪気でユーモアのあるものばかり、ただの善人ではなく楽しいことが大好きな性分なのでしょう。
そそっかしくもあり、間抜けな場面失敗する場面もたくさんあります。けれど、そういった部分も彼女の魅力です。
物語の内容もあたたかいものですが、この小さい魔女そのものがとても魅力的だからこそ読む人を惹きつけるのだと思います。