すぷりんとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の人生を、自分の行動でその結果に影響を与えられているという「ドライブ感」がないと、人生を悲観しやすくなるって部分はその通りだと思った。
前半のインタビューは社会で学生時代から、または社会に出てからうまくいかないエピソードてんこ盛りで読んでいて辛くなった。障害があっても前向きに生きている人のエピソードもあって勇気づけられた。
後半で優生思想・反出生主義についてセッションというか対談形式でインタビューのフォロー的な話が続く。
優生思想・反出生主義を他人に押し付けることはあってはならないことだけど、個人の頭の中で主義思想を考えることは個人の自由。と言っていたのは驚いた。反出生主義を持つこと自体良くないって流れになると思ってた。
その上で、「私が不幸なのは障害のせいで子供を持つとしたら必ず障害が遺伝してその障害のせいで子供も必ず不幸になるから反出生主義です」といったようなネットで過激な言葉に触れるうちに待たされてしまったかもしれない主義思想は本来の自分の主義思想とは違うこともある。私自身もネットで「障がい者はどこでも馴染めず生きていけなくて結局損でどうしようもない」的な強い言葉の意見をいいねしてしまうことがあって、自己攻撃的にSNSを使って居たと思う。生きにくさを全て障害のせいにして被害者ぶるとネットで後ろ向きな居場所ができてしまう。希望を持とう!と前向きになれば全てうまく行くわけではないけど、過剰に自分の属性を卑下する言葉はドライブ感を損なう。自助会などで情報を得ることは大事だけど、ネットで後ろ向きな情報を集めて被害者ぶるのはやめようと思った