西川真以子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はー、おもしろかった。
終わってしまうのが残念。
晴己と右哉の物語をもっと読んでいたい。
「空電の姫君」「セケンノハテマデ」古くは「おんなのこ物語」などバンド漫画は好きだけど、小説では読んだことなかった。ましてや児童書は‥と舐めていたが、とんでもない!一気に読んでしまった。
シングルマザーの息子、晴己は弟の右哉と二人暮らし。母親は滅多に帰って来ない。
母親の十代からの崇拝者のしんちゃんが、近所に住んでいて二人をなにかと気にかけてくれている。
三十代までパンクバンドをやっていたしんちゃんの英才教育で、二人兄弟にはパンクが染み込んでいる。
アラフィフのしんちゃんが持って来る音楽なので、二人のパンク -
Posted by ブクログ
この本も胸をえぐられるよ。「少女型ロボット」よりもっとぐさぐさ来る。育児放棄の母親を持つ高校生の春己は中学生の右哉と二人暮らしで弟の面倒を見ている。母に代わる二人の育ての親はパンク。パンク、全然わからないけど、いや、どんな感じかはわかるので、だからこそ、彼らにとってはパンクなんだと腑に落ちる。パンクやってたら昔の漫画とかドラマだと、うわーって叫んですべて投げ出して駆け出しそうだけど、春己はぎゅぎゅぎゅって日々を耐えて、耐えてるなんて思わずに、ぎゅっと押し殺すことに慣れちゃって、それでもメンタルがつぶれずに日々を送っていけるのは、何をおいても右哉がいるからだし、バイト先の諒真とか、しんちゃんとか
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Posted by ブクログ
シングルマザーの母親は、高校生の晴己と中学生の右哉をアパートに残して、何日も何か月も帰ってこない。生活費は置いていくし光熱費も払っているが、日々の暮らしは兄弟二人だけだ。そんな二人を気にかけて顔を出してくれるのは、母親のことが好きなしんちゃんだ。晴己に家事全般を教えてくれたのも、二人にパンクロックを教えてくれたのもしんちゃんだ。バイトを掛け持ちしながら、晴己と右哉はいつかパンクロックのグループをやりたいと思っている。ひょんな事から、軽音部のイベントでロックをやることになる。
ネグレクトの母親なんていう重いテーマなのに、読後のさわやかさは何なんだ!この兄弟を心底応援したい。 -
Posted by ブクログ
高1の晴己は、ほとんど家に帰ってこない母親の代わりに中2の弟、右哉の面倒をみている。母親の友人のしんちゃんがなにかと気にかけてくれ、小学生の時にゆずってもらったベースでパンクの曲を弾くのが唯一の息抜き。右哉も小さいころにパンクの洗礼を受け、歌っている。今はバイトに明け暮れ生活するだけで手いっぱいだが、いつかふたりでパンクバンドを組むことが夢だった。そんなとき、軽音楽部員から、地元のフェスにでてくれないかと頼まれ…。
大人のように悟っているようでも15歳の子どもにすぎない晴己。身勝手な親、親身になってくれる他人の大人。何不自由なさそうに見えても心の内に葛藤を抱えている同級生たち。ただ一所懸命に未