佐々木博之のレビュー一覧

  • 洋平へ 君の生きた20年と、家族の物語

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    普通とは、何か。障害も個性。一番であることにだけ、価値があるのではない。それぞれの個性を見よう。

    強い心はもっと強い風が吹けば折れる。強い風でも折れない、しなやかな心を持ってほしい。
    それは多くの個性を受け入れることからはじまる。

    また、この本で親の無償の愛情を再確認。

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    2011年03月10日
  • 洋平へ 君の生きた20年と、家族の物語

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    長男洋平は重度心身障害、二男は高機能性自閉症、三男は智恵遅れを伴う重度自閉症。

    ”親亡き後、ダイや航は旅行を楽しむことはできるだろうか。一生この子たちが困らないお金を残してやることはできないけれど、どんななかにも楽しみを見つける力はつけてやろう。”
    という著者。
    ”「ダイくんはなんの問題もない」
    と言ってくださる先生がいたから、おおいに期待して、全試合全校応援の高校野球地区予選を見に行ったら(ダイは応援団に入ったのだ)、どの生徒よりヘロヘロしているし、先生が心配そうにそばにつきっきりだ。なんだ、思いっきり手がかかっているじゃん・・・・と、ちょっとがっかりしながらも、「手がかかること」が「問

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    2010年10月09日
  • 洋平へ 君の生きた20年と、家族の物語

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    長男洋平くんは、最重度の心身障害。
    次男ダイくんは、高機能自閉症(アスペルガー)。
    三男航くんは、知的遅れのある自閉症。

    三人三様の障害がある子どもを持つ佐々木夫妻。
    親としては、「なぜ、うちの子が?」という思いに苦しみ続けることでしょう。
    「なぜ、他の子とちがうのか」「なぜ、他の子のようにできないのか」

    公園で、同じ年頃の子供たちといっしょに遊ぶことができない五歳のダイくんを連れてうちへ帰るとき、

     歩きながら、手をつないだまま、ダイの手をつねったことがあった。
     「ダイのせいなんだよ。ダイがみんなと仲良く遊べたら、お母さんはこんなにさびしくないのに」

    その頃の志穂美さんは、他の子に

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    2010年10月08日
  • 洋平へ 君の生きた20年と、家族の物語

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    長男、寝たきりの障害者、次男、高機能自閉症、三男、重度の自閉症。そんな三人の子育てを語るエッセイ。
    さん さん さん、はまだ読んでいませんが、こちらも とても判り易い話です。
    おもて表紙・裏表紙にある お父さんから洋平くんへの手紙は
    人のいない場所でよむべきです。もちろん中身も。

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    2012年07月02日
  • 洋平へ 君の生きた20年と、家族の物語

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    ネタバレ

     前回読んだ三人の障害児を育てているお母さんのエッセイ本の二冊目です。
    お父さんのすごく暖かい文章も掲載されていて、これにも心打たれました。
    前作を読んだときにも感じたことなのですが、
    すごくユーモアに溢れた文章なんです。
    子供さん一人一人の生活の中でのエピソードを交えて、楽しく書いてある。
    でも読みながら、こんな風に笑って書けるようになるには沢山の辛い経験もあっただろうし、いっぱい涙を流してこられたんだろうなということが伝わってきました。
    そういう、直接苦労を語らずして相手に伝わるのってほんとに素敵な書き手だなって思います。
    お勧めの一冊☆

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    2013年04月05日