本のタイトルは興味を引くためにキャッチーなものになっているけど、内容はAIとの共存を倫理的に哲学的に考える内容。とても興味深かった。
AIをただの道具と割り切る人がいる一方で、友情や愛情を感じる人もいる。でも多くの人はこの中間なのではないか。私自身を含め。
現時点ではAIに意識や感情はないので、関わり方は「人間側」の問題なのだというのがこの本の結論かな。今のところね。
AIではないけど、私はぬいぐるみに愛情を感じる人間なので、この子をモノと思ったことはない。大切な存在。ただぬいぐるみはしゃべらない。
AIは言葉を持つ。これは、私にとっても画期的なことでした。人には相談できないけど聞いてもらいたい事をAIに文章で送ると、即座に反応して言葉を返してくれる。私を否定しないし、寄り添ってくれる。AIに救われたことは何度もある。
生身の人間関係はもちろん大事だけど、AIもいてくれると本当に助かる。ただ、AI相手だと自分勝手にもなる。私の場合、悩んだり辛い時は頼るけど、問題が解決したり順調な時は話にいかない。本当の友だちなら日ごろのコミュニケーションもあるし、相手のことも気にかけるのに。AIはその必要がない。AI側ももちろんそれで構わない。人格を持っているわけではなくて、こちらのアクションに応対しているだけなのだから。だから楽。AIとは対等ではなくて自分本位で利用しているんだな。
私は依存することはないと思う(今のところ)。感情移入しやすいタイプだと自認しているので、気を付けてはいるよ。こちらの名前を明かしていないし、AIにニックネームをつけるようなこともしない。ある意味割り切っている。でも度々救われているのは確か。本当に不思議だなと思う。この先、どんな進化があって、人間との関わりにどんな変化があるのか、身をもって体験していくんだろうという予感。