宮本雄二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中国大使も経験した元外交官による日中関係をいかにすべきかという論考。現代の国際的な枠組みを踏まえ、習近平外交を分析し、日本の対中戦略について検討する。著者も述べているとおり、叩き台としての問題提起である。
対米開戦の教訓として広い長期的な視点にたって世界の大きな潮流を眺めること。第一次大戦で欧米は痛切な反省と平和への希求を共有したが、日本はその世界秩序の底流の理念や価値観の変化を感知できなかった。また、中国侵略の教訓として中国の民族主義の力を過小評価した。
中国の政策決定過程においての党と国民の力関係は国民に傾いている。一般の中国人には儒学より道教が大事で、義が重視される。党や政府が義に反する -