岩崎正洋のレビュー一覧

  • 世界政治5 ――新たな政治の課題

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    これからの政治の課題について提言する。
    シリーズの中で、一番無責任(言いっぱなしで済む)な内容になるので楽しかった。
    多様性をめぐる課題は各国の事情でまとまりそうもないけど、AIについては急いでほしい。法律や行政は現実になかなか追いつけないけど、もうそんなことを言っていられないはずだけどな。

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    2026年10月22日
  • 世界政治1 ――民主化と権威主義化

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    岩崎正洋、松尾秀哉編「世界政治1」(ちくま新書)
    世界政治という言葉が聞きなれないが、一般に国際政治が国と国の間の外交関係や力関係、戦争と平和の分析をするのに対し、世界のそれぞれの国でどのように政治が実践されているのかを俯瞰しようというもの。一般的には比較政治学というそうだ。本書は全5巻からなるシリーズの第1巻で、いま世界各国で民主主義、民主政治がどうなっているかについて、特に「民主主義の後退」や「権威主義の台頭」を懸念する立場から記載されている。
    1. 総論
    2. アメリカ:トランプ現象、代表制のゆがみ、アメリカの民主主義の脆弱性
    3. ロシア:プーチンの権力掌握、エリートの統制、ウクライナ侵攻
    4. タイ:13回のクーデター、既得権益ネットワーク、革新派政党
    5. カンボジア:人民党による世襲独裁、王朝化
    6. インドネシア: 民主化進展と裏で進む腐敗
    7. エクアドル:コレア政権と民主制後退、コレア退陣後
    8. 南アフリカ:解放運動の歴史とANC, ANC一党優位とその衰退
    9. アラビア半島の権威主義国家:王朝君主制、石油とレンティア国家、移民
    10. 国際的な民主化支援とその激変:米国による支援の後退、グローバルサウス

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    2026年10月11日
  • 世界政治1 ――民主化と権威主義化

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    「比較政治学」の手法から世界の政治を語るシリーズの第一巻。副題の通り、第一巻では民主制の後退と権威主義に関わる各国の政治を論じる。新書ではアメリカやロシアなどの分かりやすい国、あるいはジンバブエのような極端な事例が取り上げられがちだが、本書ではアメリカ、ロシアだけでなく、タイやカンボジア、エクアドルなど様々な国について章が立てられている。コンパクトに多様な国の政治に触れられる点が良い。

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    2026年08月09日
  • 世界政治1 ――民主化と権威主義化

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    民主主義の多様性研究所(そんなのがあるんだ)によると2024年現在、民主主義国家数=88、専制国家数=91で、この20数年で初めて専制国家の数が上回った。国民数でいえば世界の72%の人は専制国家に属しているという。
    近代とは民主化とともにあったと思っていたけど、2006年あたりから民主主義は後退を始めているらしい。
    そも何をもって民主主義国家とするのか、民主国家の運営方法はどれがいいのか分からない。けれど皆が幸せになれる仕組みを求める模索がもっと為されてもいいと思うよ。

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    2026年05月23日
  • 世界政治4 ――大統領制と議院内閣制

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    大統領制、議院内閣制にせよ、憲法に規定されている権限によって支えられている。この当たり前の事実に「そうだよね」と納得する。近年、大統領制化というか執政官の独走が気になる世界情勢だけど、議会の価値を忘れちゃいけない。

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    2026年10月04日
  • 世界政治3 ――政党政治のゆくえ

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    政党って「悪の巣窟」ってイメージしかないけど違うんだね。
    民意を政治の中枢に吸い上げるための役割を持つものらしい。逆に言えば政党を通さなければ、国民の声は政治に届かない。他に方法は無いのか、とも思うけど今の仕組みはそういうことらしい。
    その政党だけど、国によって様相が異なっている。政党を理解することが各国の政治を理解することにつながるわけだ。
    それにしてもここでもスウェーデンがすごくうまくいっているように見える。対して日本は…。とほほだ。

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    2026年08月22日
  • 世界政治2 ――紛争・戦争・政治的暴力

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    ウクライナ、中東など各地の紛争をとりあげ、紛争の要因、解決策を探っている。なぜ政治的暴力は繰り返されるのか。
    各国の政治体制の多様化を理由のひとつにあげているけど、各地の紛争に共通項はなく、地域、人種、宗教、歴史に合わせた解決策を模索するしかないのが現状なんだろう。
    それにしても、どんなにつくろっても圧倒的な暴力(軍事力)の前には何もできないんだなぁ。

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    2026年07月15日