WHAT MUSIUM 監修「模型でわかる建築構造のしくみ」
以前から品川にあるこちらの博物館に行ってみたいと思っていた。しかしなかなか機会が得られずにいたところ、こちらの作品が発売され購入購読へと至った。
約3800円と意外と高価な本だった。
その価値は人それぞれで違うものがあると思うが、趣味嗜好の多い自分の性格上、今後いつかこういった建築技術にどっぷりと興味を示す時がくるかもしれないので、その未来への投資という面も考慮すれば決して高い代物だったとは考えないようにしている。
そもそもこういった寸分違えずに縮尺された模型が好きな自分はそれだけで心が踊る。古くから続く観光地やお城や神社仏閣等の資料館にある当時のジオラマ模型などがあれば、毎回興味津々、光ったり音声等が流れるボタンというボタンは全て押してきている。とにかく模型が好きだ。
以前にプラモデル作りにはまったことがあり、戦艦では三笠、大和、金剛、空母では赤城、飛龍、蒼龍、信濃等の模型を作った事があるが、それらはあくまでも完成を目的とした趣味であり、当時は細かいディテール等はあまり興味を示さないで作った。
この本は模型を元にそのディテールを細かに解説してくれており、とても面白く読めた。先程も書いたがいざもっと興味を持った時にはもっとこの本の存在価値が上がるような気がしている。
それにしてもこの本に取り上げられている建築物の凄さ。1000年以上前の建築物である奈良時代の「正倉院」「大仏殿」~今やっている大阪万博の「大屋根リング」まで幅広い。
近年や近未来の構造建築は専門的な知識が存分に使われており専門外の自分には凄さや美的な感覚はわかるものの内容はついてこなかった。ただそれらは知見として自分の中に収まり、いつか実物をこの目で見てみたいと思わされるものばかりだった。
専門知識のある方が読めば面白いのかもしれないが、逆をいうと建築構造を専門としている方々からすればこれらは初歩も初歩の事が描かれているようにも考えられる。
自分のように知識の薄い人の為にある本なのかもしれない。
この本の価値は今後の自分にかかっているし、その上で実物もしっかりと見てみたいと思わされた。