大森亜紀のレビュー一覧

  • 平野レミ大百花

    Posted by ブクログ

    夫・和田誠との関係。これが本書の核です。

    「シャンソン歌手でありたい」という欲望と「主婦として家族を支えたい」という欲望。これは二者択一ではなく「同時に両立させること」が、彼女の人生なんです。そしてそれを可能にしたのが、和田誠という存在。二人の関係は「理解」ではなく「容認」——相手の矛盾を全て受け入れることで、初めて成立する関係でした。

    重要なのは、この本が「愛情物語」ではなく「共存の記録」だということ。完璧な理解や調和ではなく「ケセラセラでいいや」という諦観の中で、二人が一緒にいられた。
    その過程で生まれたのが「シュフ料理」という新しい概念。

    つまり、この自伝は「矛盾を抱えたまま、他者

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    2026年01月17日