ジェイソン・スタンリーのレビュー一覧

  • ファシストは未来を支配するためにいかに過去を改竄するのか

    Posted by ブクログ

    アメリカやイスラエル、インド等が行う、自国の負の側面や気に入らない人々について語らない、或いは矮小化する教育について書かれている。「無人の土地」なんて言い回し、よく考えると悍ましいとしか言いようがない。多様な視点や連帯こそ、ファシストやリバタリアンの脅威になるのだと分かってよかった。だからこそ彼らは公教育制度を敵視しているのだとも。
    一般向けに書かれた本だからってのはあるかもしれないが、ちょっと同じ内容を捏ねすぎているように感じた。軽く読むならこれくらいで丁度いいのかもね

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    2026年04月20日
  • ファシストは未来を支配するためにいかに過去を改竄するのか

    Posted by ブクログ

    本書は、同じ作者の前著「ファシズムはどこからやってくるか」のファシズム政治を特徴ずける戦術論の論点のうち未来に多大な影響を及ぼす教育の支配に重点を置いている。
    それはファシズムが如何に作用し権力を掌握しているかという問題だけでなく、いかに正当性を獲得しているのかという問題を考えなければならない。
    そのために本書ではファシズム政治をより効果的にする教育や文化に焦点をあて、独裁制に不都合な過去歴史の改竄 するための戦術について掘り下げている。
    例えば古典を読むうえでも問題提起の有用性を認めつつも古典が作者の時代的制約の上で書かれたものでありその主張が民主主義に資する者とは限らないことを多くの古典(

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    2026年03月15日