ジュゼッペ・カムンコリ他のレビュー一覧

  • スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ

    Posted by ブクログ

    ドクター・オクトパスの精神が入ったピーターが正義を執行しようとする話ももう3巻目。
    相変わらずの傲慢さで完璧に町の秩序を守ろうとする様が過激化していく様子がうまく描かれている。有能にも見える中、地下で暗躍するゴブリンによってそううまくいかないことが先に読者に分かっている。ドクオックのやり方に対する疑念をしっかり持った状態で読み進めることができるのだ。だがやはり戦果は優秀であるため、こういうことも必要かもしれない、と思わされる部分も。もう少し自然にそう読めるような展開があったらもっと面白いかもしれない。
    前巻でピーターが登場しなくなっていることで精神世界での駆け引きの魅力がやや減ったが、かつて自

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    2018年07月28日