ジェス・ロウリーのレビュー一覧

  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

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    ジェス・ロウリー『怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リード』新潮文庫。

    女流作家によるシリーズ第1作。

    『ファーム』という名のカルト的小集団で育てられた過去を持ち、事件の手掛りを悪夢という形で知る特殊能力を持つミネソタ州犯罪捜査局BCAの未解決事件捜査官エヴァンジェリーン・リードと辣腕科学捜査官ハリー・スタインベック、ヴァンが指導したカイルの3人がチームを組み、長らく未解決となっていた42年前の3人の少女失踪事件に挑む。

    トラウマになるような過酷な過去を経験し、超常的な特殊能力を持つ未解決事件捜査官エヴァンジェリーン・リードが、実はスウィートティー殺人事件で3人の男性を殺害した犯人であっ

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    2025年12月04日
  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

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    主人公も相棒も過去に秘密を抱えていたり、主人公が明晰夢を見るという設定が物語に面白みをプラスしている。海外ドラマ「ミディアム」が好きな人はハマるかも。

    主人公が過去を思い出すシーン以外は、時系列で物語が進んでいき、章も短く区切ってあるのでとても読みやすい。日本で馴染みのない名称などは適切にカッコ書きで解説が入るのも親切。海外ミステリーをあまり読んだことがない人にもおすすめ。

    本国ではシリーズ3作まで出ているとのこと。日本での刊行が楽しみだ。

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    2025年12月13日
  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2025年の45冊目は、ジェス・ロウリーの「怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リード」です。
    2024年のエドガー賞最優秀ペーパーバック部門ノミネート作品です。こちらも新潮社さんからの出版です。今年は、本当に良い本を出版してくれています。
    主人公は、ミネソタ州犯罪捜査局BCAの未解決事件捜査官ヴァン・リードと同じくBCAの科学捜査官ハリー・スタインベックの2人です。
    40年前に起きた少女失踪事件“盗まれた少女たち”の当事者の1人アンバー・カインドが、今になって生き埋め死体となって発見されます。しかも直前まで生きていた事が明らかになります。彼女は、40年間、どこにいたのか?何故、今になって殺害さ

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    2025年12月09日
  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一気読み!!
    メインの事件と共に主人公であるヴァンの過去や隠された秘密も開示されていき、彼女を取り巻く外と内のどちらにも安らぎがない。
    中盤以降ハラハラ度は増して読む手が止められなかった。ハリーにもなにやら事情がありそうだし、これは絶対絶対続刊も翻訳してください!!!

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    2025年12月08日