キアヌ・リーヴスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
キアヌ・リーヴスが原作者であるコミックス「BRZRKR」の世界観をもとに、SF作家チャイナ・ミエヴィルが自由に書き上げたという本作。
わりとキアヌガチ勢なので、内容がどうであれ最後まで読もう、という完全にファンムーブな気持ちで手にとった。
8万年生きる不死の男、B。
脳内では終始キアヌの姿で再生され、個人的にはそれだけでもかなりテンションが上がる。
キアヌを抜きにしても、スケールの大きな神話のような物語に心を掴まれた。
本作は、過去と現在を行き来し、章ごとに時代や場所が飛び回る。加えて、語りの人称も次々に切り替わるため、一気に読まないと、細部を忘れてわけが分からなくなりそう、ではある。
文体にも統一感のない印象があったが、あとがきで過去と現在のパートごとに翻訳者が異なると知って納得。読みにくさも小説の醍醐味、とのことだった。
不死の男Bの謎と、気の遠くなるような長い苦悩の旅。彼を狙う者、利用しようとする者、寄り添おうとする者。
さまざまな思惑が絡み合い、物語が収束していく後半の展開にはワクワクさせられた。
アニメ化・実写化の話も進んでいるそうなので、今後の展開も楽しみ。