安岡健一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
勉強になった。この一言に尽きる。
よくぞここまでコンパクトに、そして的確にまとめてくださった。まずは、そのことに感謝したい。
戦後の歴史というのは、中学・高校の社会科の教科書でも最後のほうに少し載っている程度で、きちんと勉強した記憶がない。だからなのか、戦後史についての知識はかなり浅い。
そんな私のように、大人になってから改めて戦後史を学び直したいと思った人にとって、本書はうってつけの一冊だと思う。もちろん、中高生が手に取ってもいいだろう。
本書を読む前に、ひとつ懸念していたことがあった。
戦後史という、これだけ中身の濃い歴史を、はたして新書一冊にまとめきれるのだろうか、ということだ -
Posted by ブクログ
「戦争を知らない子供たち」というフォークソングの名曲があります。戦後の高度経済成長の到達点のシンボリックイベント1970年の大阪万博で初めて披露されたそうです。曲名が意味するのは「戦争を知っている大人たち」が社会のメインストリームであり、彼らに対する自己主張だったのだと思います。それから55年、二度目の大阪万博を経て「戦争を知っている世代」は静かに社会から消えようとしています。「戦争を知らない子供たち」も最早老人です。それは「戦後」という言葉に体験とか体感が無くなり、単なる時代区分でしかなくなる、ということだと思います。まるで弥生時代とか江戸時代とか明治時代とか、のような感じ…。いまや「戦後」