空洞ユキのレビュー一覧

  • 努力家の先輩に『恋人の練習』をさせていたら、天才の私だけが本気になってしまった話 ふたりきりの放課後、秘密の演技指導【電子特典付き】

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    ネタバレ

    「ファーストキスを、舞台に捧げてはいけないよ」なんと素敵な言葉なのでしょうか。この言葉こそが、本作品(少なくともこの回の)本質ではないだろうかと思いました。天才女優・沙凪と俳優を目指す努力家の朱莉先輩との、演技指導を通じた交流を描く本作品。一貫して沙凪の視点で描かれるので、彼女の思考を読者はトレースできるものの、朱莉先輩のそれは文章で語られたものから感じ取るしかありません。そんな作品の構成が巧みでした。だから、最後に二人の相手に対する思いの真実を知り、とても切なくなってしまいました。これは傑作。

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    2026年09月05日
  • 殺されて当然と少女は言った。【電子特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    タイトルと表紙に惹かれ、人物相関図と目次を見た段階で読む事を決め読了しました。

    感想は、もう一度読み返すと変わりそうな気もし、2度読みしてから書くか、初読の時点で書こうか読了後に迷うこと数日。
    一旦区切りを付ける為、レビューを書く事に。

    真中里央という少女、これだけの神性を持った人物が現実に居たら、きっと現代の社会は活き難いんだろうな~と思わされる事に…。
    如何にもフィクション然とした現実感の薄いストーリーの幹なのに、周囲を取り巻くキャラが俗世的で現実感を醸し出す、何とも評価に困る作品。

    忘れた頃に改めて再読かな…

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    2026年07月19日
  • 殺されて当然と少女は言った。【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    県会議員の父親が殺された。遺族の記者会見でその娘が「報道が事実であれば、父は殺されても仕方ないと思います。」という言葉を放つ。その言葉を放つに至った背景が徐々に明らかになり、この真中理央という少女を中心に事件はさらなる展開を見せる。
    被疑者、同級生、刑事を操る魔性の少女を描いた作品。そういう点では斜線堂有紀の『恋に至る病』を思い出すような展開だった。一方で、過去の罪:今回では県会議員を務める真中理人が学校で同級生をいじめていたことが明らかとなり、その復讐をされたという話。この物語の中でも復讐が肯定されるような風潮はあるものの、私刑は許されるものではない。また理央が父に勧めたように、過去の諍いで

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    2026年08月16日