東山紘久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
序文の、「なぜ聞き上手になりたいのですか」という問いにハッとさせられる。
また、「話を聞く」ということが、(話す技術と同様)一種の技術であること、そしてカウンセラーがその種の訓練を積んでいることがわかる。
そして、話す技術は広く勉強されているのに、聞く技術はそうではないという指摘も。
個人的には、第20章の「評論家にならない」という点が特に印象に残った。
「いわゆる評論家や正しいことをばかりを言う識者とは違い、相手の悪の部分や弱い部分、影の部分も認められるということなのです。」(139頁)
正論だけ言えばいいのではない、というのはこういうことなのだな。
なお、2000年発行ということで、現代とは感覚が違う箇所も見受けられる。今どき井戸端会議なんてそうそうないだろう。
それでもなお読み続けられている点に、この本のすごさがあるのかもしれない。
「聞く態度の基本は、聞き手と話し手が対等な人間関係をもっていることです。……子どもに聞くときは、子どもに教えてもらうのだ、という姿勢を崩さない」(148~149頁)
「部屋に椅子が二つだけだと話がしにくいのですが、それぞれの横にもう一つずつ椅子を置くだけで、雰囲気がずいぶん変わります。」(175頁) -
Posted by ブクログ
伝わらないと腹が立つ
受け入れられないとさびしくなる
合わせすぎるとむなしくなる
とにかく人間は難しい。
この帯が全てを語る。一冊。
血液型別の性格診断には全く根拠なし。
それでも、未だに強く信じてる人がいる。
これは強く信じてる人が居続けるかぎり、根拠がなくてもそんなもんかと思わせる一種の暗示。
↑わかるなぁ。ホントわかる。
ほかにも、腹を立てたら負け。
腹を立てた時点で、本心を曝け出してるから。
どこかに自分の弱みと本心が隠れていて、それを晒されてる。
とか。
言った方は水に流すけど、言われた方は岩に刻む。
って言葉。
怖。
屁理屈は黙ってきけ。
屁理屈論争は時間の無駄。
屁理屈に屁理屈で対応しても答えなんか出ないので、屁理屈をただただ自分で、
あ、わたしなんか変なこと言ってるなぁ。
って気がつかせることが一番。
これは、やってるなぁ。
無駄なやりとり、、、、
この方にわたしも話を聞いてもらいたくなる、そんな著者です。
他も読みたい!!
#東山紘久
#面白かった
#表紙だけ少し残念
#面白くなさそうな表紙だよね
#これはあんまりだ
#内容がよくても読まないよ
#めちゃくちゃわかるーって内容
#これは学校で使ってほしい
#特に道徳
#思春期の子どもにも
#先生に読んでほしいのもある
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Posted by ブクログ
ネタバレプロカウンセラーの夢分析
心の声を聞く技術
「プロのカウンセラーの聞く技術」が非常に面白く参考になったので、次は夢分析です。
夢は自分へのメッセージという基本スタンスの元に、いろいろな夢に関して実例をあげながら読み解いていきます。一鷹二富士三なすびなど、夢に出てくるものでその夢を判断する夢判断とは異なり、あくまでも夢見者の現在の状況や過去の経験などを鑑みながら夢を読み解いていきます。
多少、強引な解釈だなーと思うものも入っていますが、カウンセリングを行いながら解釈していくことによって、その人の心をほぐしていく1つのツールとして夢分析を用いるところがミソで、フィードバックなして一人でやっていると大きく間違った解釈をしてしまう可能性があります。
まあ、深刻な状況でなければ占いよりももっと当たる可能性がある夢分析を自分でやってみるというのも生活にアクセントを付ける意味でも良いかな?と思います。
でも、この本を読んでいる間も含めて夢を見ないんですよね。竹蔵、夢も枯れ果てたか?
竹蔵 -
Posted by ブクログ
コロナ禍のせいか親や友人などからやたらと愚痴を聞かされて疲弊していたので、もっと楽に聞けないかと傾聴に興味を持った。
これまでは子供の頃から言われていたように「ちゃんと聞きなさい」「真剣に聞きなさい」を実践していたのだが、本書を読むとどうもそれは間違いらしい。
井戸端会議のように聞く⁉︎
いや、そんな聞き方して良いの⁉︎
となんとも驚きのアドバイス。
だが、言われてみれば聞き上手の人の聞き方は、相手の話をサラーッと受け止め深入りせず、それでいて流れに棹を差すように話し手を乗せている。
今まで自分は一生懸命相手の愚痴を全力で受け止め、何か自分にできることがないかと真剣に考えていたが、そうではなく相手に話させ、相手に考えさせて相手に結論を出させることが必要だったのだ。
全く方向違いの努力だった。
これからは電話が掛かってきたらこの本の裏表紙を目の前に置いて「傾聴」を意識しながら「聴く」ことにする。 -
Posted by ブクログ
話す前に知っておいてよかったことが書いてあった。
・こどもの「お母さんなんか大嫌いだ」
には、全部は好きだけど、一部だけ嫌いの意味(全否定でないことに注意)
「じゃぁ、どこが悪かったの?」と聴いてあげること
・関わる相手と理解が違う場合、また関係を継続する必要がある場合
相手の意見に賛同できなくても、情に賛同すること
「それで...それで...」と聴く
・有名な投機家の伝説や小説をかなり読んだが、最後まで儲かり続けたのは
ひとりだけ。。。その人は、投機家であることを止めて証券会社を起こした人
・夢を肯定してあげること
とうてい無理な難関高校を希望した生徒に対して
「そうか。君は○○高に行きたいのか。○○高はいいところだ。
受験は志望校が定まっているとがんばれる。がんばりさない。」
と言ってあげられるか
大切なことは、「行きたい」と言っているのであって「行く」と言っていない点。
・占いについて
一般に普及している、性格分類に、血液と性格の関係があるが、学問的には無関係。
それでも当たっている気がしてしまうのは、”暗示と選択の効果”
たとえば、同じ強さの音をいくつか同時にたてた場合、機会だと判別つかないが
人間の場合、自分に必要な音だけを選択して聞いたり記憶したりできる
これは、少し暗示(予備知識)を入れておくとその影響が顕著になる
・不登校
どうして不登校になったか原因を考えるのではなく
今、子供が不登校になっている意味を考える
否定的な意味ではなく、肯定的な意味を考えること
・肉体関係を持たなければ男女でも一生の友
家族として社会的にグループとして扱われる者は、日常性を共有すること
心でつながっている者は、日常性を避け、非日常性を大切にすること
・愛は知ることからはじまる
プロカウンセラーは、なるべく相手に質問するこを避ける
『プロカウンセラーの聞く技術』に書いてある -
Posted by ブクログ
『コミュニケーションとは対話である』と著者は言っています。
わたしは、対話が成立するための前提は、他者と自分の境界線を意識することではないかと考えます。つまり、相手には相手のやり方・考え方・ものの見方があり、自分のそれらとは別のものであるということです。これを意識していると、「私があなたなら、そんなことはしない」といったようなセリフは言えなくなり、相手を理解しようとする態度でかかわることがしやすくなるのではないでしょうか。
この本には、日常的に「あるよねー」と思い当たるような事例がたくさんあげられており、「ああなるほどね」と納得し「そんなふうな姿勢でものを考えてみようかな」と思ってみることができます。
★をひとつ減らした理由は、話しの流れにちょっとした飛躍を感じた箇所があったからです。