八ツ波樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やばい、2巻になって、ますます面白い!
帯に「東畑開人氏 推薦。」の一文。
あの、すっごく面白い、
講談社現代新書の『カウンセリングとは何か?』
の著者です!
現代的に言えば、いわゆる超激務の勇者一行。
そんな中で、
じわじわと心に積み上がっていく負担が
ないとも言い難く。
それぞれが、何かしらのストレスを抱えている。
またあるいは、
そんな立場に就くことができるのは、
もとから何かしらの特性をもっていることの
反動なのか。
エルンストンも、セラフィナも・・・
セラフィナが自分の苦手と得意を自覚して、
得意を活かす処し方を実行するが、
それにも何かしらの危うさを感じてしまいます。
「普通の人なんているんだろうか?」
私も自分の生きづらさを感じた時や、
誰かへの違和感を感じた時、
自分や他人を責めそうになった時に、
そう考えることが多く、踏みとどまってしまいます。
「普通」と思っている状態って、
いったい何なんだろう。
何によって、その状態を「普通」と思わされているんだろう。
【追記】
原作者、過去にやらかしてるやん!
残念…もう続きを読めないのかも。
面白いのに。
表現物と社会的評価って、切り離せないのかな。
…無理だよなー、相手がいる罪だし。 -
Posted by ブクログ
異世界×臨床心理士
この設定は、今まであったのだろうか?
勇者などが抱える苦悩を、
何らかの関わりや対話の中で解きほぐす展開は、
これまでの作品でも見たと思います。
しかし本作は、
終始、勇者のパーティそれぞれへの
カウンセリングで話が進んでいきます。
異世界にきて、
何らかのチートスキルを手に入れるのではなく、
現世でもっていたスキルを
異世界でもそのまま発揮してる。
しかも「心の病」的な概念がない時代。
ゆえに、カウンセリングが存在しない時代で。
私は人の心理が好きで、
カウンセリングにも関心があります。
かつ異世界やファンタジーも好きなので、
本作を面白く感じているのかもしれません。
評価の平均が4.6を超えているということは、
面白く思っている人が
たくさんいるということですね。
まだ未読の方は、
ぜひ一度読んでほしいです。
主人公の佇まいが、私の好きな人に似てる笑