Travis Japan 川島如恵留さんの初のエッセイ本。
ご自身30歳の誕生日に本を出すという夢が叶った、念願の初出版本。
エッセイ本なので、サクッと読めてしまうのかと思いきや、とっても読み応えのある一冊でした。
まず、横書きなのが新鮮で驚きでした。文字数多いけど読みやすい。
序文(前書き)とあとがきを除くと、46タイトルと、コラムが8エディションで綴られています。
最初から順番に読んでももちろん良いですが、小説ではないので、興味あるタイトルから読んでも楽しめます。
如恵留さんの表現方法が少し変わってるっていうのか、普段考えないような、いろんな角度、想いが複雑に綴られている印象。共感で...続きを読む きる部分も多くあるし、自分の能力ではちょっと意味が理解できない部分もあります。
ですが、川島如恵留さんという人は、本当にたくさんの事、たくさんの人の事を見て、考え、行動して、そして、たくさんもがいて、葛藤して、辛い経験も悔しい経験もしたからこそ、喜びや感謝の念が大きくなったのでしょうね。
ほんとに凄い人だ。
日常の思った事や感じた事、ご自身の事、幅広い視野でいろいろ綴られていますが、特に自分的に興味があったのは、アメリカ留学中での様子。
America edition として、①~⑥まであるのですが、これが本当に過酷。聞いたことのあるエピソードはありますが、もっと具体的な内容にも触れていて、特に⑥は思わず泣きました。
今だから話せる。そう思える事が出来て、心から良かったと思いました。
きっと、メンバー7人、ここに書かれている数倍も辛かったに違いないのです。
映画にしたら、感動し過ぎて、目が腫れる事間違いない。
とにかく、念願だった本の出版、本当におめでとうございます!!